マカオおまけ旅行記24 上海で絶品の蟹小籠包に出会ったぁ~!
小籠包といえば今や台湾の名物となった感がありますが、本来は上海料理のひとつです。なんせ台北の超有名店の鼎泰豊が上海に進出して大人気というのですから、台湾が本場といっていいのかもしれません。が、そこは元祖の上海も負けてはいけないとばかりに観光名所の豫園にある南翔饅頭店など有名店が何軒か知られています。

今回のワンデー上海滞在では、台湾では食べることができないであろう上海の小籠包を食べようと考えていました。そこで白羽の矢がたったのは、上海蟹を贅沢に使った小籠包が有名な佳家湯包です。湯包とは小籠包のことで、湯のようにタプタプと肉汁が入っているってことですね。

こちらのお店は普通の鮮肉湯包が値段も手頃で人気がありますが、たまにしか来れない観光客ですから奮発して純蟹肉湯包とノーマルの豚肉を使った鮮肉湯包を注文してみました。ちなみに値段は普通の豚肉のものが12個で250円程度、蟹肉のみのものが2000円程度と8倍ほどします。

それから、こちらのお店はかなりの人気店で観光客だけでなく地元の人達で大賑わいで午前10時頃にも関わらず行列ができています。待つこと20分ほどでやっと食券を買うことができました。メニューは札式になっており、品切れになると裏返しになるので、目的のものがある人は早めに出かける方がいいかと思います。朝食に小籠包ってのもいいものですよ。
注文すると、お店の女性が空いている席に案内してくれるのですが、狭いお店で人気店ということで相席になります。私の周りは地元の若いグループで、英語で通訳してくれて大いに助かりました。最初は豚肉の鮮肉湯包が登場しました。初めての上海での小籠包ですが、蒸篭が台湾のものと違っています。

さて、味はどうでしょうか? レンゲに乗せて皮を破ってみます。肉汁は少なめ、皮はちょっと厚めですが、豚肉もなかなかのものですが、これで250円とはお値打ちだと思います。台湾の小籠包もお手ごろですが、さすが元祖の上海だけあって、それ以上にお安く食べることができます。これなら人気が出るのもわかります。
次はお待ちかねの純蟹粉湯包です。こちらは冷めないように一籠に6個入っていて2段重ねになっています。見た目は豚肉のものより一回り大きく、皮も薄めになっています。なにより蟹肉のオレンジ色が薄っすらと透けてみえるのが食欲をそそります。今度もレンゲに乗せて皮を破ってみます。

すると、蟹肉だけが出てきます。ここでいう蟹肉とはもちろん?上海蟹です。本場の上海蟹の身と味噌。おまけに卵がこれでもかというくらい入っています。これには黒酢も生姜もつけずにそのままいっちゃいます。口に入れると最初に蟹の香りが広がります。臭みもなく芳醇な蟹の香りのあとは内子や味噌、身の混じったおいしさだけにただただ圧倒されます。

この純蟹粉小籠包は、上海の多くのお店で出されているようですが、蟹の含有率やおいしさ、皮とのバランスなどネットでの評判ではこちらのお店が群を抜いて良いのですが、それを納得させるだけのものがありました。秋の楽しみである蒸した上海蟹のおいしさをそのまま小籠包に閉じ込めたって感じで、上海へ来たらこの一品を食べに来たいと思わせるものがあります。

と、上海名物の小籠包と上海蟹に夢のコラボという純蟹粉湯包でしたが、純の冠に間違いありませんでした。他のお店では豚肉に蟹を混ぜていることが多いようですが、こちらのものはまさしく蟹だけを使っているので、普通のものよりもべらぼうに高くなりますが、それだけおいしいってことなんでしょうね。そうそう、こちらのお店は、その場で包んで蒸すことを実践しているのもおいしい秘訣なんだと思います。
中国上海黄浦区黄河路90号
86 21 6327 6878 7:30-20:00
小籠包といえば今や台湾の名物となった感がありますが、本来は上海料理のひとつです。なんせ台北の超有名店の鼎泰豊が上海に進出して大人気というのですから、台湾が本場といっていいのかもしれません。が、そこは元祖の上海も負けてはいけないとばかりに観光名所の豫園にある南翔饅頭店など有名店が何軒か知られています。

今回のワンデー上海滞在では、台湾では食べることができないであろう上海の小籠包を食べようと考えていました。そこで白羽の矢がたったのは、上海蟹を贅沢に使った小籠包が有名な佳家湯包です。湯包とは小籠包のことで、湯のようにタプタプと肉汁が入っているってことですね。

こちらのお店は普通の鮮肉湯包が値段も手頃で人気がありますが、たまにしか来れない観光客ですから奮発して純蟹肉湯包とノーマルの豚肉を使った鮮肉湯包を注文してみました。ちなみに値段は普通の豚肉のものが12個で250円程度、蟹肉のみのものが2000円程度と8倍ほどします。

それから、こちらのお店はかなりの人気店で観光客だけでなく地元の人達で大賑わいで午前10時頃にも関わらず行列ができています。待つこと20分ほどでやっと食券を買うことができました。メニューは札式になっており、品切れになると裏返しになるので、目的のものがある人は早めに出かける方がいいかと思います。朝食に小籠包ってのもいいものですよ。
注文すると、お店の女性が空いている席に案内してくれるのですが、狭いお店で人気店ということで相席になります。私の周りは地元の若いグループで、英語で通訳してくれて大いに助かりました。最初は豚肉の鮮肉湯包が登場しました。初めての上海での小籠包ですが、蒸篭が台湾のものと違っています。

さて、味はどうでしょうか? レンゲに乗せて皮を破ってみます。肉汁は少なめ、皮はちょっと厚めですが、豚肉もなかなかのものですが、これで250円とはお値打ちだと思います。台湾の小籠包もお手ごろですが、さすが元祖の上海だけあって、それ以上にお安く食べることができます。これなら人気が出るのもわかります。
次はお待ちかねの純蟹粉湯包です。こちらは冷めないように一籠に6個入っていて2段重ねになっています。見た目は豚肉のものより一回り大きく、皮も薄めになっています。なにより蟹肉のオレンジ色が薄っすらと透けてみえるのが食欲をそそります。今度もレンゲに乗せて皮を破ってみます。

すると、蟹肉だけが出てきます。ここでいう蟹肉とはもちろん?上海蟹です。本場の上海蟹の身と味噌。おまけに卵がこれでもかというくらい入っています。これには黒酢も生姜もつけずにそのままいっちゃいます。口に入れると最初に蟹の香りが広がります。臭みもなく芳醇な蟹の香りのあとは内子や味噌、身の混じったおいしさだけにただただ圧倒されます。

この純蟹粉小籠包は、上海の多くのお店で出されているようですが、蟹の含有率やおいしさ、皮とのバランスなどネットでの評判ではこちらのお店が群を抜いて良いのですが、それを納得させるだけのものがありました。秋の楽しみである蒸した上海蟹のおいしさをそのまま小籠包に閉じ込めたって感じで、上海へ来たらこの一品を食べに来たいと思わせるものがあります。

と、上海名物の小籠包と上海蟹に夢のコラボという純蟹粉湯包でしたが、純の冠に間違いありませんでした。他のお店では豚肉に蟹を混ぜていることが多いようですが、こちらのものはまさしく蟹だけを使っているので、普通のものよりもべらぼうに高くなりますが、それだけおいしいってことなんでしょうね。そうそう、こちらのお店は、その場で包んで蒸すことを実践しているのもおいしい秘訣なんだと思います。
中国上海黄浦区黄河路90号
86 21 6327 6878 7:30-20:00
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