静岡道楽日記

サウナが売りの京都の人気銭湯！

サウナブームも一時期の勢いはなくなったもののサウナが生活の一部となった人も多く、良いサウナを目指してあちこちで出かける人も当たり前になりました。京都といえば世界遺産の寺社をはじめとした観光都市ですが、街のそこかしこに昔ながらの銭湯がしっかりと残っており人口密度的には日本一と言われています。



そんな銭湯の町京都にあって下京区の五条大橋の近くにある梅湯は看板にサウナが入っているほどサウナが売りです。しかも土曜日と日曜は朝６時から営業しています。これ目当てで夜行バスを使って朝サウナで整ってから観光をする人もけっこういるようです。私もホテルに大浴場とサウナがあったにも関わらず、散歩がてら出かけてみました。



こちらの銭湯、見るからに昔ながらの木造の建物で歴史を感じさせるものがあります。特徴的なのはサウナの梅湯というネオンサインです。この日は開店時間に合わせて出かけたのですが、同じような人が10人ほどおりました。銭湯の内部も昔ながらのもので、靴箱の木札カギや更衣室の竹籠など今となっては昭和レトロといっていいかと思います。



浴室の内部もタイル張りのもので電気風呂に熱い浴槽に変わり湯、そしてサウナと水風呂となっています。大きさは浴槽などそれほどでもありませんが、機能的に作られており快適に入浴することができます。なお、リンスインシャンプーとボディーソープが備え付けられているのも銭湯としては珍しいかもしれません。



目的のサウナは一番奥にあり、８人ほどで一杯になるこじんまりとしたもので一段で新しい木のベンチの香りが良いですね。そして熱吸収の良い焼きぱなっしのタイルが印象的です。肝心の温度は90度くらいでしょうか。昔ながらのカラカラとしたもので10分ほどで蒸されて水風呂に向かいます。

水風呂は京都らしい天然の湧き水で柔らかさが特徴です。温度は16度くらいでしょうか。これくらいなら１～2分ほどは入っていられます。ただ、上からドバドバと打たせ水が滝のように流れているので、羽衣ができるような感じでなかったのが残念でした。もうひとつ残念なのはサウナの後座れる整い椅子などがないことで、これは銭湯ですから仕方がないですね・・・



と、初めて出かけてみたサウナの梅湯でしたが、噂通りに良いサウナ室で気持ちよく汗をかくことができました。なにより京都の天然水の水風呂が最高でした。そうそう、こちらの銭湯は京都を中心に銭湯を経営しているゆとなみ社が運営しており、お土産用のタオルやTシャツなどを販売しています・・・

京都市下京区岩滝町175
080-2523-0626　　14：00～26：00（土日は6：00～）　　木曜休み