静岡道楽日記

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広東餐館 鳳飛@京都市北区

メッチャ美味しい関西の店12 住宅街にある京都中華の名店!

日本料理や洋食、ラーメンなどが注目されがちな京都ですが、他の地区にはないオリジナリティあふれる中華料理も密かな人気があります。いわゆる京都中華、京中華と呼ばれるニンニクや油をあまり使わないさっぱりとした中華料理です。ここ数年、京都へ行くと必ずといっていいほど寄っています。

広東餐館 鳳飛@京都市北区

この旅で訪問したのは、北区の住宅街にある鳳飛です。鳳舞を祖とする鳳舞系と呼ばれるお店の一軒になります。お店は幹線道路沿いにあり、お店も店内も新しく、気持ちよく食事を楽しむことができます。店内はそれほどの広さはありませんが、カウンターとテーブル席があります。店内は白木の設えであり、中国料理屋というよりも和食屋のような感じです。

広東餐館 鳳飛@京都市北区

今日は、開店時間の10分ほど前に並びましたが、開店時間には5組ほどが集合し、すぐに満員御礼となりました。なお駐車場はないので車の場合は近くのコインパーキングを利用することになります。京都の場合は郊外のお店でも駐車場がないお店ってけっこうあるので注意が必要です。

この日の注文は京中華の代表的なメニューである辛しそば700円と普通のものとは違う春巻き1000円、しゅうまい600円です。これに辛し鶏でも注文すれば完璧でしたが、許容オーバーとなるので泣く泣く諦めました。注文は備え付けの紙に番号もしくは注文品を書いて店員さんに渡す形となっています。

広東餐館 鳳飛@京都市北区

最初にやってきたのはシュウマイです。見た目かして肉肉しいですが、果たして食べてみても鮮度の良い豚挽き肉の旨さがわかります。そこにアクセントを加えているのがクワイです。クワイのシャキシャキした食感をやさしい味わいがこのシュウマイのポイントです。さっぱりとした辛しを溶いた酢醤油に良く合います。お土産人気が高いメニューなのも納得です。

広東餐館 鳳飛@京都市北区

次は大好物の春巻きです。普通のものとは違う卵の皮で巻いたものを揚げたもので、静岡では食べることができない逸品です。皮のふんわりパリッとした食感と中の細切竹の子やシイタケ、黄ニラのシャキシャキさとの対比が面白さと味のポイントです。なにより味のまとまり具合と出しゃばらない控えめな味わいがおいしいのです。

広東餐館 鳳飛@京都市北区

最後はメインともいうべき辛しそばです。これは焼きそばの一種というかアレンジメニューであり、最初からお酢と洋辛しを麺に合えてあり、酸っぱくてツーンと辛い大人向けの焼きそばとなっています。この餡がお店ごとに特徴があるのですが、こちらのお店のものは硬派な感じであり、癖になる味わいがあります。これ単品でもいけますが、ビールのお供となりえる存在感があります。

広東餐館 鳳飛@京都市北区

と、京中華のお店はガッツリとした油ギッシュな従来の中華料理とは一線を画す中高年が食べても胃にもたれないやさしい味わいが特徴です。確かにお客さんは年配の人や女性が多いですね。特にこちらのお店はやさしい味わいという点では一番かもしれません。なにより丁寧な仕事と完成度の高さで一品がどれも1000円以下というコスパの良さが最高です。京都へ行ったら足をのばすべきお店かもしれません・・・

京都市北区紫野下鳥田町37−1
075-493-5025


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