静岡道楽日記

遠鉄ストアの上級ブランド、フードワンに行ってきました

震災のニュースの中で「今日から〇〇市のスーパーが再開しました」というものを何回も聞きました。それほどスーパーは生活者にとって必要不可欠のインフラとなっているのかもしれません。生鮮品があることや一度にあれこれ買えることからもスーパーは確かに便利ですからね。



そんなスーパーも何軒ものお店を使い分けているのはある意味贅沢かもしれません。そんな贅沢なスーパーといったら遠鉄ストアの場合はフードワンといえるかもしれません。数ある遠鉄ストアの中でも浜松市内に５店舗しかないもので、品揃えや店内の内装、各種サービスなどで普通の店と差別化しているのです。ちょっとセレブっぽい、高級スーパー気分が味わえるかもしれませんよ。

と、エラそうなことを書きましたが、遠鉄ストアじたい数回しか行ったことがないのですし、フードストアも今回の佐鳴台店が初めてですが、落ち着いた茶系の内装材や、大胆なサイン、高い天井、高級感あふれる陳列棚などお金が掛かっているのがわかります。奥様でなくてもゆっくりと買い物することができます。

気になる商品ですが、野菜は地元の農家から集めた採れたて野菜や無農薬や有機野菜などがありますし、魚は地元の舞阪を中心に魚介類、特に刺身の盛り合わせに力を入れていると見ました。精肉は県内の豚肉や鶏肉は品質重視の銘柄を揃えていますし、牛肉は飛騨牛などがありました。もちろん、惣菜コーナーや焼き立てパンは抜かりなく大きくとられています。



これだけならライバル店と変わりないのかもしれませんが、こちらのフードワンにはキッチンスタジアムなるものがあり、試食品を勧めたり、簡単な調理デモンストレーションを行っています。さらにレジの横にはテーブルとイスが備えられているカフェコーナーやドリンクスタンドがあって、購入したパンや惣菜をここで食べることができます。

と、グルグルと一周してみましたが、静岡市民としてはどうしてもしずてつストア、特に田町店と比較してしまいます。しずてつストアは調味料や食材に関しては全国から色々なものを集めて多品種少量販売しているのが特徴なのに対し、フードワンの場合は地元遠州の良いもの、知る人ぞ知る隠れた名産品を発掘して並べている感じを受けました。調味料や加工品に関しては普通の感じですね。生鮮品にかんしてはフードワンの方が良いように思いました。

もうひとつ、我が家が大好きな東部地区のスーパーアオキ（ＡＯＫＩ）と比べてみるとアオキの勝ちと言えると思います。まぁ値段が違うかもしれませんが、惣菜やパンのクオリティや見せる陳列の良さなどなど高品質スーパーの草分けというかベテランだけに一日の長があるように思います。

ということで、浜松地域及び遠州地区の皆さん、フードワンに行かれたことのない方は一度行ってみてくださいねぇ。遠鉄ストアが力を入れているのがわかるかと思います。ちなみに佐鳴台店の他に、泉町、南浅田、浜北きらりタウン、鴨江にありますよ。

浜松市中区佐鳴台4-16-10
053-448-9251 　10：00～22：00