静岡道楽日記

パリ深入り旅16　ヴェルサイユへのアクセスはＲＥＲのＣ線で！

パリ観光の目玉のひとつにヴェルサイユ宮殿があります。ベルサイユのバラで有名なあのヴェルサイユです。観光つきのツアー旅行では必ずといっていいほど訪れるメジャーな観光スポットです。もちろん、世界遺産に登録されています。しかし、このヴェルサイユ、パリ市内ではなく、少し離れた郊外に位置しています。



この郊外にあるということで個人旅行で行くとなるとアクセスはどうなの？と心配している観光客も多いでのはないでしょうか。このためか観光が付かないフリーツアーや個人旅行ではオプションツアーや現地のツアーを利用している人も多い ようです。が、料金や集合場所までの時間を考えても個人で行く方がよいのかと思っています。



で、ヴェルサイユ宮殿への交通アクセスは、バス、フランス国鉄、郊外電車ＲＥＲの３つの方法があるのですが、私はＲＥＲを使いました。その理由は宿泊ホテルからすぐのところにＲＥＲの駅があり、一本で行くことができるからです。しかもメトロや市バスとの共通チケットであるで行くことができるからです。まぁゾーンは４というちょっと高めのものですが、ベルサイユの他にあちこちいけるので便利だと思います。



このＲＥＲはパリ市内には何路線かあるのですが、ヴェルサイユへ行くのはＣ線で、しかも途中で枝分かれしているので行き先をちゃんと確認してから乗車する必要があります。Versailles Rive Gaucheと書かれていればＯＫです。なお、電車の間隔は15分ほどで、乗車時間は乗る駅により違いますが、40分から１時間弱です。



ＲＥＲは、メトロと違って駅の間隔が広いということと、市内と郊外を結ぶということから治安がよくないというネットでの評判が多いようです。私も心配していたのですが、朝という時間が良かったのかベルサイユへ向う観光客が多く杞憂に終わりました。さすが有名観光地へパリ市内から直接アクセスできるうえ、フランス国鉄よりもベルサイユ宮殿により近いところに駅があるだけのことはあります。







そして、このＲＥＲの良い点はベルサイユ風の内装を持った特別電車が走っているということがあります。運が良ければ、これに乗っていく前から気分を盛り上げることができます。私は帰りにこれに乗ることができましたが、やはりテンションがあがります。日本の電車のように外も中も特別ということはなく、ちょっとチャチですが、これはこれで思い出になります。



と、今回はRERでヴェルサイユへ出かけたのですが、バス、メトロとも個人旅行でも気軽に行くことができるので、ツアーでなく自力で出かけてみるのも旅の良い思い出になると思います。それにしてもヴェルサイユ宮殿って電車に乗っていっても時間がかかるのですが、マリーアントワネットの時代は馬車にのってパリまで遊びに行っていたのですから凄いですね。現代に生きていて良かったなぁと思います・・・。