静岡道楽日記

足久保にある、地元民愛用の食堂兼居酒屋！

静岡市葵区は旧安倍郡を含んでいるので広大な面積を持っています。今の言葉でいうところのオクシズです。そのオクシズの入り口にあたる里山の大きな集落に足久保があります。学校や公民館などがあるほか、静岡茶発祥の地として知られています。そして里山という言葉がぴったりなのんびりとした地区です。



この足久保地区住民の憩いの場所となっているのがわら路です。メインの県道から一本入っていることと県道沿いに看板が出ていないこともあって地元民が主に愛用している知る人ぞ知るお店です。お昼は食堂として夜は地域住民憩いの居酒屋的な食堂として愛されています。駐車場もしっかりと用意されているので遠方から訪れても大丈夫です。





今日の目的はカツ丼880円です。こちらのお店はカツと天ぷらが２枚看板となっている揚げ物に強いお店なんです。昼は天丼やカツ丼、とんかつ定食などが人気となっています。この日は年配のお客さんが多かったのですが、どのテーブルにも揚げ物が乗っておりました。年配のお客さんでも揚げ物を食べているっていることは期待できるってことですね。



カウンターで待つことしばし、やってきましたよ。カツ丼の他には味噌汁と漬物もついてきます。里山の食事処らしく漬物がたっぷりなのがうれしい限りです。肝心のカツ丼は見た目からして濃いめの感じがします。食べてみても醤油の味がしっかりときいたものですが、静岡に多い甘ったるくないのが救いです。玉子のとじ加減は半熟気味ですし、玉ねぎも多めに入っていています。この昔ながらの玉子とじの塩梅加減が人気の秘訣なのかもしれません。



もうひとつ人気の理由はこの手の食堂に多い揚げ置きをしない注文を受けてからとんかつを揚げてから調理することで、揚げたてサクサクのものを食べることができるのです。そのカツも値段以上のボリュームがあります。衣の厚みも適度なのがうれしいのですが、私にはちょっと下味が強めなのが気になりました。揚げたてで勝負するなら味付けも薄くて良いと思うのですが・・・





と、ネットで評判だったわら路のカツ丼を食べることができました。静岡の市街地からはちょっと離れておりわざわざ出かけるのは億劫ですが、オクシズ方面へ出かける際に覚えておいてもいいかもしれません。天種が豊富な天丼も気になります。そうそう、夜は居酒屋的な雰囲気になるようなので、どんぶりものを食べるならランチがお勧めです・・・

静岡市葵区足久保口組53-18
054-296-6061 11：00～13：00　　17：00～21：00 月曜日休み(祝日の場合は翌日)