静岡道楽日記

お家であの有名店のつけ麺を気軽に楽しめます！　

日本の製造メーカーは世界的にみても凄い会社が多いですが、その凄さを簡単に身近に判せてくれるのが食品メーカーではないでしょうか。激しい競争社会、賢く選択眼の優れた消費者相手に製品開発しているからでしょう。おまけに良い製品を手頃な価格で販売しなくてはいけないですからね。今回のケーススタディは日清食品のつけ麺です。



それも東京、いや日本でもつけ麺に関しては一番有名、人気のある六厘舎とコラボした商品です。スーパーでこれを見かけた時は思わず籠に入れてしまいました。いつもは２食入りの「つけ麺の達人」シリーズを買っているのですが、それと比べてみたいと思ったからです。ちなみに六厘舎のものは１食入りで３割程度割高でした。といっても２５０円ですから、お店で食べるよりもお店オリジナルの通販商品よりも格安です。って当たり前ですね。

さて、肝心の味はどうでしょうか？裏書の説明書よりも若干短めに茹でてメンカタの仕上がりにしたのもあるかもしれませんが、太くてモチッモチッとした麺は小麦の香りというか、チルドとはいえインスタントでここまでラーメン屋で食べるものに近づけたのは素直に凄いと言わざるおえません。チェーン店や細麺のウニュウニュのお店よりおいしいんではないでしょうか。



つけ汁も魚粉が別袋に入っていて、これを加えるとグッと魚系の香りと味が増してきます。いつものように石焼きビビンパ用の器でグツグツとしてから食べていますので、キンキンに冷たくした麺でもある程度はアツアツで食べることができます。このスープもなかなかの出来栄えです。大手メーカーのスープにありがちな化学調味料を大量に使っての後味の悪さもそれほどありません。

が、値段の差を考えると、いつもの「つけ麺の達人　濃厚魚介醤油味」と大きな差を感じることはできませんでした。我が家では今後はいつも通りの２食パックでいくことになりそうです。まぁ、そうは言っても、私はリアル店舗の六厘舎も六厘舎自身が販売している通販ものも食べたことはありませんが、六厘舎の名前で勝負しなくても単品で食べてもけっこういけました。やはり恐るべし、メーカーの製品開発力ですね。