静岡道楽日記

名古屋の四川料理の名店の味を、家庭で気軽に楽しむ！

麺料理はどんなものでも大好きです。まさしく「人類は麺類」を実践しています。中華系ではなんといってもラーメンが中心になるのですが、坦々麺なんてのもかなりの好物の部類に入ります。四川料理を代表する麺料理である坦々麺ですが、本場では汁なしの和え麺が本筋です。



この汁なし坦々麺を普通に見かけるのスープ入り坦々麺にしたのは、ご存知日本の四川料理の父、陳健民氏です。この人のおかげで辛くて旨くてゴマの香り豊かな坦々麺を食べることができるんですね。偉大なる発明に感謝しなくてはいけません。この氏の下で修行した人が全国各地で四川料理のお店を開いて日本の四川料理繁栄の基礎を築いていったのですね。今回の名古屋の錦城もまさにそんなお店の一軒です。

って、いってもお店で食べたのではなく我が家得意のチルド麺を使っての再現どんぶりです。しかし、トッピングをちょっと工夫すれば、下手なお店顔負けのおいしさに仕立てることができます。チンゲン菜やほうれん草などの青物を茹でた物に挽肉の炒めたものを載せればOKです。



こちらのチルド麺はメーカー名は失念しましたが、２食入りで５００円前後です。販売しているスーパーが少ないというか滅多に出会うことがないのが残念ですが、スープの出来具合がいいのです。ラー油の辛味、花椒の痺れ、芝麻醤の甘みとコクのバランスが取れているんです。規定量で作るとちょっと濃い目に感じるので、いつもお酢をいれたりスープを薄めに調整しています。それに対して麺がイマイチ弱いのが残念ですが、贅沢をいってはいけないですね。

と、スーパーなどで見かけたら一度試してみてくださいね。