夏の読書感想文⑥ 若いお坊さんが書いた等身大の話です
今日は、旧盆の中日でもあり終戦記念日です。多くの方がお墓参りに行かれたのではないでしょうか。日本では切っても切れない宗教に仏教があると思うのですが、普通の人にとってはその内容や教え、歴史についてはそれほど詳しくはないのではないでしょうか。世界に数ある国や地域の中でこれほど、宗教にある意味無関心な国民ってのも珍しいのかもしれません。まぁ、私もその中のひとりなんですが・・・。

そんな仏教になくてならないのがお坊さんです。葬式や法事でしか会うこともありませんし、面と向かって話すこともない存在ですし、何か遠くの存在って感じがするのです。身近でなければならないのにどこか遠い存在ってところでしょうか。そんな存在をグッと身近なものにしてくれるのが、この「ボクは坊さん」です。愛媛県の今治市にある四国88ヶ所霊場のひとつである栄福寺の住職である白川密成さんが書かれた本です。
これはネットに興味のある人ならお馴染みの糸井重里さんが主宰している「ほぼ日」で書かれていた日記を加筆訂正して出版したもので、この手のものとしてはけっこうな人気があるそうです。その特徴は、読みやすさと親しみやすさ、それからやってくる仏教のもつ奥深さと人間の根源に訴えてくる何かでしょうか。この何か?というのは読み手の人がそれぞれ受け取り方が違ってKるのかもしれませんね。
最近の宗教というと、新興宗教も色々とあってかイメージ的に「いかがわしい」とか「儲け主義」「ちょっと怖い」って感じですし、スピリチュアルやオカルトの流行についても「なんだかなぁ」と思っている私としては一歩引いている状態です。その反面、ちゃんと宗教については勉強とは言えないまでも、本をあれこれ読んでみないといけないなぁとも思っています。
そんな中でのこの本でしたが、目からウロコとまではいかないまでも、普段から疑問思っていたことや仏教についてストンと胃の中に入っていくものがありました。ちょっとした儲けものの本といえるでしょうね。その理由は1にも2にも若いお坊さんになった人
が普通の人と同じような目線で書かれているからでしょう。上から目線とか教えてやるというのもないのも良いですね。
例えば、こんな感じです・・・。
僕は「信仰」というもののを「物語」という言葉をとっかかりにして、考えることがある
宗教はもっとカジュアルになれる
仏教は、どうやら「坊さん」が独占するにはあまりにももったいない
途中提出することの大切さもある
仏教は時にきわめて論理的なものなんです
などなど、宗教、仏教を訳のわからないものでなく、論理的で叡智のあるものとして捉えています。長い歴史で培われてきた教えは、けっして神秘的なものでなく生活に密着したものと考えているのは現代的であり、本来の宗教のあり方だと思います。そんなこともあってか、白川さんは山歌うというサイトもやっているのですが、最近の若い宗教家、特にキリスト教の牧師さんなんかが自分の考えや声を知ってもらいたいめにブログやツイッターなどをやっているのですが、基本的に良いことだと思います。
P.S.写真は本の表紙なんですが、持っているのは金属バットなんです。お坊さんの草野球チームに入っていて、チーム名は「ナム・スターズ」。
今日は、旧盆の中日でもあり終戦記念日です。多くの方がお墓参りに行かれたのではないでしょうか。日本では切っても切れない宗教に仏教があると思うのですが、普通の人にとってはその内容や教え、歴史についてはそれほど詳しくはないのではないでしょうか。世界に数ある国や地域の中でこれほど、宗教にある意味無関心な国民ってのも珍しいのかもしれません。まぁ、私もその中のひとりなんですが・・・。

そんな仏教になくてならないのがお坊さんです。葬式や法事でしか会うこともありませんし、面と向かって話すこともない存在ですし、何か遠くの存在って感じがするのです。身近でなければならないのにどこか遠い存在ってところでしょうか。そんな存在をグッと身近なものにしてくれるのが、この「ボクは坊さん」です。愛媛県の今治市にある四国88ヶ所霊場のひとつである栄福寺の住職である白川密成さんが書かれた本です。
これはネットに興味のある人ならお馴染みの糸井重里さんが主宰している「ほぼ日」で書かれていた日記を加筆訂正して出版したもので、この手のものとしてはけっこうな人気があるそうです。その特徴は、読みやすさと親しみやすさ、それからやってくる仏教のもつ奥深さと人間の根源に訴えてくる何かでしょうか。この何か?というのは読み手の人がそれぞれ受け取り方が違ってKるのかもしれませんね。
最近の宗教というと、新興宗教も色々とあってかイメージ的に「いかがわしい」とか「儲け主義」「ちょっと怖い」って感じですし、スピリチュアルやオカルトの流行についても「なんだかなぁ」と思っている私としては一歩引いている状態です。その反面、ちゃんと宗教については勉強とは言えないまでも、本をあれこれ読んでみないといけないなぁとも思っています。
そんな中でのこの本でしたが、目からウロコとまではいかないまでも、普段から疑問思っていたことや仏教についてストンと胃の中に入っていくものがありました。ちょっとした儲けものの本といえるでしょうね。その理由は1にも2にも若いお坊さんになった人
が普通の人と同じような目線で書かれているからでしょう。上から目線とか教えてやるというのもないのも良いですね。
例えば、こんな感じです・・・。
僕は「信仰」というもののを「物語」という言葉をとっかかりにして、考えることがある
宗教はもっとカジュアルになれる
仏教は、どうやら「坊さん」が独占するにはあまりにももったいない
途中提出することの大切さもある
仏教は時にきわめて論理的なものなんです
などなど、宗教、仏教を訳のわからないものでなく、論理的で叡智のあるものとして捉えています。長い歴史で培われてきた教えは、けっして神秘的なものでなく生活に密着したものと考えているのは現代的であり、本来の宗教のあり方だと思います。そんなこともあってか、白川さんは山歌うというサイトもやっているのですが、最近の若い宗教家、特にキリスト教の牧師さんなんかが自分の考えや声を知ってもらいたいめにブログやツイッターなどをやっているのですが、基本的に良いことだと思います。
P.S.写真は本の表紙なんですが、持っているのは金属バットなんです。お坊さんの草野球チームに入っていて、チーム名は「ナム・スターズ」。
タグ :本
表紙の絵がいい味だしてますね。
確かに興味をそそられる本です。読書感想文シリーズ楽しみにしています。
最近のパワースポット人気とかスピリチュアルを遠くから一歩ひいて見ている人にはぴったりな本だと思います。本当はそのようなものに夢中な人に読んでもらいたいのですが、関心なさそうですし・・・。
とはいえ、大学はクリスチャン。
ただ、思うことは、どんな宗教も目指すところは同じじゃないか?
ということです。
お坊さんや神父さんに教えていただくこと、そう違いはない気がします。
まずは、耳を傾けることから始めなくてはいけないですね。
なんだか心が改まりました。ありがとうございました。
宗教は大本では一緒というのは、多くの宗教家や宗教に造詣の深い人が言うところですよね。自分を高めて人を愛するということでしょうか。
機会をみてお坊さんの講和や神父さんの礼拝の話を聞いてみたいですね。
そういえば、私・・・そういうカウント全然見てなかった。
ま、いいですよね。
でも嬉しいです。
今から帰宅しまーす。
自分を高めて人を愛する・・・理想ですー。
でもそうなれたら幸せですね。
eーしずおかのブログはコメントが多いですから凄い数だと思いますよ。一度確認してびっくりしてっみてくださいね。
それから「自分を高めて人を愛する」は、なかなか出来ないですねぇ。煩悩が多くて困ります・・・。