じゅんな京都⑥ ミシュラン1つ星の大神のランチはコスパ良し!
世界各地で発行されているグルメガイド、ミシュランですが、星付のレストランの密度が一番濃いのが京都の四条から祗園周辺ではないかと思っています。京都を代表する日本料理店が数多くあるからそうなるんでしょうが、有名店や高額店が同じ通りに何軒もあるのですから凄いといえます。

この日のランチはミシュランの一つ星である祗園の大神に出かけてみました。もちろん、3週間ほど前に予約して出かけたのですが、年末の30日に営業しているうえに、年末年始の特別料金とか特別コースではなく通常の値段とコースというのがこちらのお店をよく表しているといえます。

その特徴とは、良い意味でのご主人が料理バカ、職人肌で、店を大きくしたいとか、有名になりたいというよりも好きな料理を作って、食べることが好きな人に食べてもらいたということを第一に考えているということで、最近の京都の有名日本料理店や星付店にあるような、高級な素材や食材を贅沢に使って高額にするのではなく、旬の素材をプロの職人技によって、よりおいしくするという当たり前のことをやっているということです。

このため、お店はカウンターのみ、しかもお膳やお皿の上げ下げは客自らがやる、お酒の種類が限られている、同じ時間にスタートするといった制約があるものの、ランチで4500円と6000円、ディナーで12000円、しかもサービス料なしという祗園の星付としては非常にお手頃な価格でやっています。

で、今回は4500円のランチをお願いしたのですが、次から次へとお皿が出てくるのです。一皿のポーションは少ないのですが、ひとつのお膳に2つの皿が並んでいることが多く先付けからデザートまで後から見直すと、なんと12皿もあるのです。しかもどのお皿もおいしいのです。このおいしさは、素材の味以上に包丁の冴え、調味料や出汁の合わせ方などのプラスアルファの力といえます。

京都の日本料理店というといろいろなタイプや料理がありますが、こちらのお店は基本がしっかりとした上に、そこに創作的な食材や洋の素材を掛けあせたり、アイディアあふれる調理方を試したり・・・と、食べるたびに軽い驚きがあり、食べてみるとしっかりと日本料理になっているのに納得してしまうのです。そうそう、こちらの料理、ちょっと味が濃いので、京都=薄味と思っている人はびっくりするかもしれません。

あと、京都の日本料理といったら器の楽しみというのもあります。こちらのお店でも料理に合ったお皿や小鉢、漆器が次々と出てきて、目でも楽しむことができます。さらに、カウンターのみですから、出来たてのアツアツを食べることができます。このライブ感ってのも日本料理の楽しみであります。

それから、こちらのお店をネットで検索するとよく出てくるものに親方がひとりしかいない弟子をお客の前で大声で叱るという場面が出て興ざめするというのがありますが、私も最後の方で1回見ることになりました。確かにこれは気持ちよいものではありませんが、仕事に厳しい親方がその場で叱ることによって仕事を覚えてもらおうという昔気質だからでしょう。今はこちらのような店は減っているようですが・・・。

と、今回の京都日本料理店巡りもおいしい時間を過ごすことができました。今回の日本料理店でも感じましたが、京都の日本料理店は高いというイメージがありますが、しっかりと選べば地方都市では食べることができないような真っ当な料理を適正な値段で食べることができるってことです。四条大橋や南座から歩いてすぐという好立地のこちらのお店、予約してでも行く価値があると思います。
京都市東山区末吉町縄手通東入ル
075-533-1611 11:30 – 13:00 17:00 – 20:00 木曜休み
世界各地で発行されているグルメガイド、ミシュランですが、星付のレストランの密度が一番濃いのが京都の四条から祗園周辺ではないかと思っています。京都を代表する日本料理店が数多くあるからそうなるんでしょうが、有名店や高額店が同じ通りに何軒もあるのですから凄いといえます。

この日のランチはミシュランの一つ星である祗園の大神に出かけてみました。もちろん、3週間ほど前に予約して出かけたのですが、年末の30日に営業しているうえに、年末年始の特別料金とか特別コースではなく通常の値段とコースというのがこちらのお店をよく表しているといえます。

その特徴とは、良い意味でのご主人が料理バカ、職人肌で、店を大きくしたいとか、有名になりたいというよりも好きな料理を作って、食べることが好きな人に食べてもらいたということを第一に考えているということで、最近の京都の有名日本料理店や星付店にあるような、高級な素材や食材を贅沢に使って高額にするのではなく、旬の素材をプロの職人技によって、よりおいしくするという当たり前のことをやっているということです。

このため、お店はカウンターのみ、しかもお膳やお皿の上げ下げは客自らがやる、お酒の種類が限られている、同じ時間にスタートするといった制約があるものの、ランチで4500円と6000円、ディナーで12000円、しかもサービス料なしという祗園の星付としては非常にお手頃な価格でやっています。

で、今回は4500円のランチをお願いしたのですが、次から次へとお皿が出てくるのです。一皿のポーションは少ないのですが、ひとつのお膳に2つの皿が並んでいることが多く先付けからデザートまで後から見直すと、なんと12皿もあるのです。しかもどのお皿もおいしいのです。このおいしさは、素材の味以上に包丁の冴え、調味料や出汁の合わせ方などのプラスアルファの力といえます。

京都の日本料理店というといろいろなタイプや料理がありますが、こちらのお店は基本がしっかりとした上に、そこに創作的な食材や洋の素材を掛けあせたり、アイディアあふれる調理方を試したり・・・と、食べるたびに軽い驚きがあり、食べてみるとしっかりと日本料理になっているのに納得してしまうのです。そうそう、こちらの料理、ちょっと味が濃いので、京都=薄味と思っている人はびっくりするかもしれません。

あと、京都の日本料理といったら器の楽しみというのもあります。こちらのお店でも料理に合ったお皿や小鉢、漆器が次々と出てきて、目でも楽しむことができます。さらに、カウンターのみですから、出来たてのアツアツを食べることができます。このライブ感ってのも日本料理の楽しみであります。

それから、こちらのお店をネットで検索するとよく出てくるものに親方がひとりしかいない弟子をお客の前で大声で叱るという場面が出て興ざめするというのがありますが、私も最後の方で1回見ることになりました。確かにこれは気持ちよいものではありませんが、仕事に厳しい親方がその場で叱ることによって仕事を覚えてもらおうという昔気質だからでしょう。今はこちらのような店は減っているようですが・・・。

と、今回の京都日本料理店巡りもおいしい時間を過ごすことができました。今回の日本料理店でも感じましたが、京都の日本料理店は高いというイメージがありますが、しっかりと選べば地方都市では食べることができないような真っ当な料理を適正な値段で食べることができるってことです。四条大橋や南座から歩いてすぐという好立地のこちらのお店、予約してでも行く価値があると思います。
京都市東山区末吉町縄手通東入ル
075-533-1611 11:30 – 13:00 17:00 – 20:00 木曜休み
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