静岡道楽日記

静岡県内外のおいしいお店、怪しいお店、日々の出来事、面白スポット、身近なニュースなどを鋭くも暖かい視点?で掘り下げていきます。

中華飯店 幸楽@富士宮市

野菜大好き!④ トマト+チーズ=トマッチーラーメン!

野菜の中でも群を抜いて人気があるのがトマトです。スーパーの野菜コーナーへいくとトマトの品種の多さにびっくりしてしまいます。このトマト、最近ではラーメンのスープに使うお店が増えてきました。静岡市内にはトマトスープ専門のお店までできるくらいですからね。今回のお店はトマトとチーズを合わせたものの元祖を謳っている幸楽です。

中華飯店 幸楽@富士宮市

こちらのお店があるのは富士五湖方面へと向う国道139号バイパスからちょっと入った場所にあります。すぐ近くには大手の幸楽苑もあります・・・。 こちらのお店のことはネットで知っていたのですが、トマトラーメンが人気ということだけという事前の情報だけだったので、さぞかしお洒落な今時のラーメン店だとばかり思っていたら、見事?に昭和の懐かしい中華料理屋の佇まいにびっくりしてしまいました。

中華飯店 幸楽@富士宮市

そんな昭和のお店は店内も懐かしさ全開です。まぁ、こういった雰囲気のお店の方がホームグラウンド的で落ち着きます。今日は目的のトマッチーラーメンとあんかけ系からうまにそばをいつものように麺硬めでお願いしました。開店時間早々ということでお客さんが少なめでしたが、買える頃には次々とお客さんがきて満員御礼になりました。

中華飯店 幸楽@富士宮市

待つこと5分ほどでやってきました。最初はトマッチーラーメンからいってみましょう。このトマッチーラーメン、ネーミング通りにトマトとチーズが融合したものですが、見た目は脂分がけっこう浮いていて、身構えてしまったのですが、スープを飲んでみるとトマトの酸味が最初にきて、それからチーズのコクと油分が追いかけてきて、中華とイタリアンの融合って感じです。

このスープ、丼は昔ながらの中華風なんですが、もっとお洒落な器にすればカフェで出てきても問題ないくらいの完成度があります。さすが人気商品、ロングセラー、そして元祖を名乗るだけのことはあります。途中でタバスコを入れると、もっとイタリアン色が強くなって好みの味となりました。癖になる味でけっこう気に入りました。ただ、麺は昔ながらのままでちょっと残念でしたが・・・。

中華飯店 幸楽@富士宮市

もうひとつのうま煮ラーメンは、見た目も味も大衆中華料理の王道的なもので、ドロッと濃い目の餡がポイントなんですが、あんかけ系が好きな私でも普通かなと思うもので、やはりこちらのお店はトマッチーラーメンかなと思ってしまいます。これは最初にトマッチーラーメンを食べたからかもしれません。

中華飯店 幸楽@富士宮市

と、最近増えてきたトマトを使ったラーメンを長年出してきただけにスープに関してはなかなかのものだと思います。なにより、フレッシュなトマトとたっぷりめのチーズが高次元でバランスされており、ラーメン好きもイタリアン好きにも好きになる一杯だと思います。昭和なお店でお洒落なイタリアン系ラーメンというミスマッチもまた良いものです。

富士宮市富士見町1234
0544-27-2736  11:00~14:00(土日祝は14:30) 17:00~20:00  
火曜日夜、水曜日休み



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