湘南味の散歩道④ 七里ガ浜の丘にある、実力派のイタリアン！
もうすぐクリスマスです。１年で一番イタリアンやフレンチレストランが混雑する数日となります。鎌倉や湘南には人気のイタリアンやフレンチがありますが、観光客はどうしても海が見えるレストランや古民家を改装したお洒落なお店へ行きがちですが、食べることが好きなら実力勝負、味一番のお店へ行ってもらいたいですね。
この秋に出かけてみた鎌倉市のシーヴァはまさにそんな一軒です。ロケーションは海からちょっと入った高級住宅地の中にあり、近くにはカレーで有名な珊瑚礁の本店があります。こちらのお店は出来て２年弱と歴史はないもののガッチリと固定客、それも地元のお客さんをつかんでおり、土日のランチなどは１週間前位には予約した方がいいかと思います。
こちらのお店は若い男性２人が切り盛りしており、どちらも調理ができるのでホール担当でもしっかりと料理の説明ができます。ランチもディナーもコースのみなのは２人だとアラカルトまで手が回らないそうで、確かにどのお皿も手がこんでいるので、それも仕方がないのかと思います。
ランチは税別3000円ですが、前菜の盛り合わせ、生パスタ、魚か肉のメインにデザートとコーヒーがつきます。イタリアンのランチだとメインがないお店なんてのもありますが、やはりメインがあるとテンションが上がります。さらに一皿一皿のボリュームがけっこうありますから男性でも満足できます。これって何気にポイントだと思います。
そんなシーヴァの料理ですが、素材重視だとか、イタリア家庭料理だとか、野菜をたっぷり生かしたとかのありがちなものではなく、プロの職人が、限られた素材や食材を上手に丁寧に、そしてダイナミックに料理して、素人やちょっと料理好きの人では不可能な、食べると思わず唸ってしまうおいしいものに出会うことができるのです。
これを実感したのはアンティパストミスト、前菜の盛り合わせで見た目もきれい、食べてみれば、どの一品も一ひねりしてあったり、丁寧な仕事をしてあったりして目と舌を同時に楽しむことができます。この日のお皿の中では鶏レバーのパテや揚げパンなどが光っておりました。あとナポリサラミやサーモンなども質の良いものが選んでありました。
パスタは、ランチでも手打ちパスタなのがうれしいですね。この日はオレキエッテとシャラティエッリという幅広のロングパスタです。オレキエッテは、魚のミートソースということでしたが、これはカジキマグロをサイコロ状にカットしたものをレモンを生かしたソースで食べさせるもので、香草や柑橘類が上手に取り入れられていました。
もうひとつのロングパスタはモチモチとした麺がまずおいしいことと、鶏のモモ肉をラグーにしてあるソースが良く合っていました。さらに上にたっぷりと掛かっているペコリーノロマーノのチーズが良いアクセントになっています。どちらのパスタも大胆に香草やチーズを使っていながら破綻しずに上手にまとまっているのは、まさにプロの技ですね。
メインは肉は湘南ポークのローストで、これはこちらのお店の定番料理のようですが、安定したおいしさというかハズレの無い味わいですが、こちらの想像を超えるものではないのがちょっと残念でした。ソースもお馴染みのバジルソースでしたし・・・。予算的には頑張っているのですが、魚の方が驚きがあってよかったですね。
その魚は、タラとじゃが芋の煮込みという地味目のメニュー名、さらにお皿も白っぽくて家庭料理的な感じなのですが、これが食べてみるとびっくりのおいしさで、タラのほんわかとしたやさしい味わいとほっくりとしたじゃがいもの柔らかさが、イタリア料理の出汁ブロードの力を借りて、見事にまとまっているのです。まさにイタリアンマンマの味といった感じでした。
それから、これらの料理の合間に食べるパンはイタリア料理では定番のフォカッチャなのですが、たっぷりと入ったローズマリーが決めてとなってお代わりすること必至です。あと、ワインは3000円台からありますし、グラスワインも数種類から選ぶことができます。
最後は、ピスタチオのなめらかなソースで食べさせるバニラのジェラートとエスプレッソで〆となりました。最後までイタリアンな食材のオンパレードで、どの料理もお皿もイマイチなものがなく、満足度が高いものになりました。あと香草使いが最高に上手で、軽やかで上品なお皿が多いと思いました。
と、こちらのお店は海が見えるとか、内装が素敵だとかのポイントはないものの、本当においしいものがお値打ちに食べたいという食いしん坊だったら一度は出かけてみて損はないと思います。イタリアン激戦地の鎌倉湘南地区で大手口コミサイト最上位というのは伊達ではないと思います。そうそう、店の前には格安の駐車場があるのも車利用には便利です・・・。
神奈川県鎌倉市七里ヶ浜東3-1-14
0467-66-5024 11:30～13:30(L.O.)、18:00～20:30(L.O.)、水曜、第3火曜定休
もうすぐクリスマスです。１年で一番イタリアンやフレンチレストランが混雑する数日となります。鎌倉や湘南には人気のイタリアンやフレンチがありますが、観光客はどうしても海が見えるレストランや古民家を改装したお洒落なお店へ行きがちですが、食べることが好きなら実力勝負、味一番のお店へ行ってもらいたいですね。
この秋に出かけてみた鎌倉市のシーヴァはまさにそんな一軒です。ロケーションは海からちょっと入った高級住宅地の中にあり、近くにはカレーで有名な珊瑚礁の本店があります。こちらのお店は出来て２年弱と歴史はないもののガッチリと固定客、それも地元のお客さんをつかんでおり、土日のランチなどは１週間前位には予約した方がいいかと思います。
こちらのお店は若い男性２人が切り盛りしており、どちらも調理ができるのでホール担当でもしっかりと料理の説明ができます。ランチもディナーもコースのみなのは２人だとアラカルトまで手が回らないそうで、確かにどのお皿も手がこんでいるので、それも仕方がないのかと思います。
ランチは税別3000円ですが、前菜の盛り合わせ、生パスタ、魚か肉のメインにデザートとコーヒーがつきます。イタリアンのランチだとメインがないお店なんてのもありますが、やはりメインがあるとテンションが上がります。さらに一皿一皿のボリュームがけっこうありますから男性でも満足できます。これって何気にポイントだと思います。
そんなシーヴァの料理ですが、素材重視だとか、イタリア家庭料理だとか、野菜をたっぷり生かしたとかのありがちなものではなく、プロの職人が、限られた素材や食材を上手に丁寧に、そしてダイナミックに料理して、素人やちょっと料理好きの人では不可能な、食べると思わず唸ってしまうおいしいものに出会うことができるのです。
これを実感したのはアンティパストミスト、前菜の盛り合わせで見た目もきれい、食べてみれば、どの一品も一ひねりしてあったり、丁寧な仕事をしてあったりして目と舌を同時に楽しむことができます。この日のお皿の中では鶏レバーのパテや揚げパンなどが光っておりました。あとナポリサラミやサーモンなども質の良いものが選んでありました。
パスタは、ランチでも手打ちパスタなのがうれしいですね。この日はオレキエッテとシャラティエッリという幅広のロングパスタです。オレキエッテは、魚のミートソースということでしたが、これはカジキマグロをサイコロ状にカットしたものをレモンを生かしたソースで食べさせるもので、香草や柑橘類が上手に取り入れられていました。
もうひとつのロングパスタはモチモチとした麺がまずおいしいことと、鶏のモモ肉をラグーにしてあるソースが良く合っていました。さらに上にたっぷりと掛かっているペコリーノロマーノのチーズが良いアクセントになっています。どちらのパスタも大胆に香草やチーズを使っていながら破綻しずに上手にまとまっているのは、まさにプロの技ですね。
メインは肉は湘南ポークのローストで、これはこちらのお店の定番料理のようですが、安定したおいしさというかハズレの無い味わいですが、こちらの想像を超えるものではないのがちょっと残念でした。ソースもお馴染みのバジルソースでしたし・・・。予算的には頑張っているのですが、魚の方が驚きがあってよかったですね。
その魚は、タラとじゃが芋の煮込みという地味目のメニュー名、さらにお皿も白っぽくて家庭料理的な感じなのですが、これが食べてみるとびっくりのおいしさで、タラのほんわかとしたやさしい味わいとほっくりとしたじゃがいもの柔らかさが、イタリア料理の出汁ブロードの力を借りて、見事にまとまっているのです。まさにイタリアンマンマの味といった感じでした。
それから、これらの料理の合間に食べるパンはイタリア料理では定番のフォカッチャなのですが、たっぷりと入ったローズマリーが決めてとなってお代わりすること必至です。あと、ワインは3000円台からありますし、グラスワインも数種類から選ぶことができます。
最後は、ピスタチオのなめらかなソースで食べさせるバニラのジェラートとエスプレッソで〆となりました。最後までイタリアンな食材のオンパレードで、どの料理もお皿もイマイチなものがなく、満足度が高いものになりました。あと香草使いが最高に上手で、軽やかで上品なお皿が多いと思いました。
と、こちらのお店は海が見えるとか、内装が素敵だとかのポイントはないものの、本当においしいものがお値打ちに食べたいという食いしん坊だったら一度は出かけてみて損はないと思います。イタリアン激戦地の鎌倉湘南地区で大手口コミサイト最上位というのは伊達ではないと思います。そうそう、店の前には格安の駐車場があるのも車利用には便利です・・・。
神奈川県鎌倉市七里ヶ浜東3-1-14
0467-66-5024 11:30～13:30(L.O.)、18:00～20:30(L.O.)、水曜、第3火曜定休
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