静岡道楽日記

静岡県内外のおいしいお店、怪しいお店、日々の出来事、面白スポット、身近なニュースなどを鋭くも暖かい視点?で掘り下げていきます。

匠とんかつ永田@藤枝市

2022備忘録7 伝説の名店の味を引き継ぐとんかつ屋!

年々、脂っぽいものが食べられなくなってきました。豚骨ラーメンやカルビ焼肉などです。そんな中、カツ丼やロースカツはまだ食べられるので一安心しています。今年食べたとんかつの中で印象に残っているのが藤枝市の郊外にある匠とんかつ永田です。今は無き清水区の名店「かつ好」のDNAを引き継ぐお店でもあります。

匠とんかつ永田@藤枝市

こちらのお店は開業してから30年近くになる老舗で市内外のとんかつ好きが集まってきます。最近はご飯やキャベツがお代わり自由でメニュー豊富のチェーン店が人気ですが、ご飯や味噌汁、キャベツのお代わりに代金が必要でもメニューが限られていても、ひとつひとつのメニューが選ばれたものであり、丁寧に揚げられているのは価値があることだと思っています。

匠とんかつ永田@藤枝市

匠とんかつ永田@藤枝市

この日は基本的なロースかつの定食をお願いしました。税込みで2000円ほどのもので、豚肉や揚げ油が高騰を続ける昨今では普通の値段となった感があります。この上には質と厚さが上の特選などもありますし、平日にはお値打ちのランチもあります。店内は、テーブル席と座敷席に分かれており、余裕をもって配置されています。

匠とんかつ永田@藤枝市

待つこと10分ちょっとでやってきました。大きなお膳にご飯に味噌汁、メインのとんかつ、漬物、小鉢、ソースがのっています。どれもきれいに盛り付けられています。何気ないことですが、外食では大事なことです。そして、お願いしたのが塩です。ロースの脂には塩が合いますからね。

匠とんかつ永田@藤枝市

匠とんかつ永田@藤枝市

そのロースかつは、薄目の衣がはがれることなく揚げ色もきつね色で昔ながらの正統派のとんかつ屋の仕事をしっかりと継承しています。最初はミルで挽いた岩塩をつけて食べてみます。アツアツの衣と脂身の甘さと岩塩の塩気がベストマッチしています。口の中で肉の旨味が広がります。これぞとんかつの醍醐味です。

匠とんかつ永田@藤枝市

匠とんかつ永田@藤枝市

最初は塩、次はソースです。洋辛子をちょっとつけて自家製のソースを少な目につけて食べてみます。ドロッと濃いめのものはベタベタに甘さがなく肉の邪魔をしません。ご飯と一緒に食べる、とんかつの後にご飯を食べるならソースが良いですね。こちらのものはどちらでもいけちゃいます。

匠とんかつ永田@藤枝市

匠とんかつ永田@藤枝市

更にこちらのお店の良い点はご飯、赤だし、漬物の3点セットがおいしいことです。最近は出来合いのものを使うお店が多い中、自家製のものがけっこうなボリュームであります。おまけに食事の後にはバニラや抹茶などのシャーベットも付いてきます。そうそう、お茶も良いものを使っているの何気にポイントが高くなります・・・

匠とんかつ永田@藤枝市

と、こちらのお店は清水区で長く続いていたとんかつの名店「かつ好」で修行した店主なので、静岡のとんかつ好きなら気に入ること間違いないのかもしれません。さらに店主が真面目なので、とんかつも付け合わせも丁寧な仕事がされているのもうれしい限りです。次回はヒレを食べてみたいですね・・・

藤枝市五十海2-4-6
054-644-1543  11:30~14:00  17:30~20:00  月曜休み









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