静岡道楽日記

マイナーでいこう！⑯　ラーメン好きの間でニボラーが増殖中！

先日、マイナーな缶詰がブレイク中という記事を書いたのですが、今回は煮干ラーメンの話題です。今や日本を代表する食べ物となったラーメンですが、バリエーション豊富、味わい変幻自在なのも人気の秘密だと思っています。九州が発祥のとんこつラーメンや札幌生まれの味噌ラーメンも一般的になりました。そんな中、ジワジワと人気が出てきたものに煮干系のラーメンがあると感じています。マイナーな存在からメジャーへと進化している途上ともいえるですね。



私も煮干ラーメンが嫌いではないので、ラーメン好きの間で大評判の藤枝市のちっきんへ煮干ラーメンを食べに行ってきました。こちらのお店は日曜日休みなのですが、２月はコラボラーメン月間ということで特別に日曜日営業をしていて、念願かなって行けたというわけです。狙いは煮干好きのためにあるような「特濃煮干ラーメン」です。なんせ通常の煮干ラーメンでさえ120％煮干ラーメンというのですから、どれだけふんだんに煮干が使っているのかがわかるくらいのものです。



その特濃煮干ラーメンですが、煮干好きでないとスープが飲みきれないくらいの濃ゆくて苦味ばしった煮干かと思ったのですが、醤油などと上手に合わさって段々と効いてくる感じです。とはいうものの最初から最後まで煮干パワーは全開ですので、煮干好き、ニボラーにはたまらない一杯に仕上がっています。

このようなバリバリに煮干を感じさせるラーメンを出していく店が、煮干ラーメンに馴染みのなかった静岡県でも段々と増えていっています。端正、端麗な鰹節や昆布とはまた違った、ワイルドさのの虜になる人が増えていっている証なのかもしれません。ラーメン二郎が好きな人のことをジロリアンと呼ぶのですが、煮干系ラーメンが好きなニボラーも増えていっているのはうれしい限りです。



煮干ラーメンの聖地は青森とか秋田のようですが、機会をみて聖地巡礼してみたいものです。特に青森は温泉もたくさんありますし、海の幸も豊富ですし、旅の目的地としてはうってつけですし・・・。