静岡道楽日記

川越街道の有名ラーメン店の味を家庭で試してみた！

今日から本格的に冬がやってきたようです。朝晩はめっきりと寒くなってきたというよりも凍えるって感じです。まぁ北国の人から見ればかわいいものですが、今までが暖かったので余計にこたえます。そんな寒い日の夕食にはアツアツのラーメンなんかいいですよね。



というとどこかのラーメン屋か中華料理屋で、となりますが、最近のチルドラーメンの出来栄えはなかなかのものですから気軽に家庭で本格的なものが楽しむことができます。我が家でもスーパーの袋麺のコーナーに新顔があるとつい手を伸ばしてしまいます。今回は埼玉の川越街道、鉄道でいうと東武東上線沿いの人気ラーメン店２店の食べ比べしてみました。といっても日にちをずらしてですが・・・。

まずは新座市にある「ぜんや」です。塩ラーメンと行列が有名ですね。この行列が嫌で食べたいけど行けないという人もいるかと思いますが（私もその口です）、このようなチルド麺ならすぐ食べることができます。もちろんお店で食べるものとは違うでしょうが、そのテイストの一端でも味わうことができたらヨシとしなくてはいけませんね。



さて、この究極の塩と題されたものはどうでしょうか？最近の塩ラーメンのようにちょっと塩っぱさが表に出ていますが、気になるほどではありません。って指示よりもお湯多めにしたからかもしれませんが、帆立や昆布のダシとか塩ダレの感じはいいですね。もちろんこのような袋麺ですから化調も入っているのでしょうが、カップ麺のように舌がしびれるほどではありません。

麺もなかなか気に入りました。中太麺でちょっとちじれていてスープに絡みます。茹ですぎだったりかん水が気になるラーメン屋のものよりいいかもしれません。恐るべしチルド生麺ですね。おまけに麺の硬さもトッピングも好き勝手できるのが家ラーメンの良さだと思います。



もうひとつの頑者は川越市にあるお店でつけ麺や醤油ラーメンが有名ですね。ってこちらのお店も行ったことがないのですが、気になるお店ではあります。こちらも大行列店です。まぁそんなラーメン店が東京及び首都圏には星の数ほどあるのですが・・・。さて、この袋麺はつけ麺になります。

この商品の特徴はその麺でしょう。ラーメンの麺というよりもうどんに近いような白さと太さがあるのです。同じ小麦粉から出来ているのですから親戚には違いないのでしょうが、どうもラーメンのつけ汁には合わないように思いました。モチッとした感じはいいのですが、噛みごたえやキレがないように思いました。



つけ汁は魚介系というか流行の魚粉で食わせるものです。が、六厘舎に慣れた身にとってはつまらない感じがしてしまいます。まぁ２食入って２００円程度ですから贅沢を言ってはいけませんね。同じような値段なら日清のつけ麺の達人の方が好みです。

と、今回の対決はぜんやの勝ちとなりました。これはぜんやがアイランド食品の銘店伝説シリーズのひとつで値段も頑者の倍近くしたことを考えると当然かもしれませんね。やはり素材がいいものを使うと値段は上がりますから。まぁどちらにしてもトッピングを自分で用意しても一食200円から300円で気軽に家庭でラーメンを楽しめるのですから良い時代になったものだと思います。