同じネタを素材にしても、新聞によって印象が違うものですね
今年も残り2週間ほどになりました。この時期になるとあちこちのメディアで今年の10大ニュースなんてのを掲載したり放送します。1月とか2月の時期のものになると「えっ、そんなこともありましたよね」なんてことになります。それだけローカルから全国版、世界を股にかけてのニュースなど本当に色々あったということだと思います。
このニュースというものはメディアは新聞、テレビのニュース番組、報道バラエティ、ネットニュースから掲示板、個人のブログ・・・などなど本当に様々です。ひとつの事柄を取り上げてもメディアによって切り口が違います。紙媒体で一番馴染みのある新聞でも同じことだと思っています。
この新聞というメディアは、読者が真実しか書いていない、客観的に書かれているから信じてしまう、鵜呑みにしてしまうことが多いかと思います。何誌も並行して読めば同じネタでも、記者や視点、論点が違うと内容が違ってくるというのを理解できるかと思いますが、ひとつの新聞を長年にわたって読んでいると、その新聞を信用してしまうというかそのカラーに知らず知らずのうちに染まっていってしまう可能性があるのかなと思っています。
例えば、先日の記事ですが、静岡県内のホテルや旅館の年間宿泊数についてM新聞は「外国人の占める割合は全体の3%しか占めていない」と書かれています。その旨も小見出しになっています。が、県内最大部数を誇るS新聞は同じネタについて「外国人宿泊数が前年比倍増、静岡空港開港の好影響」と書かれています。これは大きな見出しになっています。本文では最後に「ただ、全体の3%でこれからに期待」と書かれています。
新聞については見出し重視で読まれる方が多いかと思います。そうすると、M新聞だけを読んでいる人とS新聞だけを読んでいる人は、県内の外国人宿泊数について真逆ともいえる印象を持つと思うのです。宿泊数全体の3%しかないのに税金を大量投入して外国人増加のために使っていいのかと思うのか、外国人宿泊数が倍増したのも静岡空港が開港したおかげと思うのか・・・ちょっと違いで大違いだと思うのですね。
また、新聞というメディア全体についても政権や外交についても、右だとか左だとか、どこの政党について有効的だとか色々ありますから、大手メディアだけでなくネットや個人的なものまで広く情報を収集すること、そしてそれを自分なりに消化することが必要かなと思うわけです。
でも、つっこみどころ満載の新聞もテレビ、特にワイドショーは別の意味でおもしろい存在なのかもしれません。が、このままだと段々と衰退していくんでしょうね、きっと。
今年も残り2週間ほどになりました。この時期になるとあちこちのメディアで今年の10大ニュースなんてのを掲載したり放送します。1月とか2月の時期のものになると「えっ、そんなこともありましたよね」なんてことになります。それだけローカルから全国版、世界を股にかけてのニュースなど本当に色々あったということだと思います。
このニュースというものはメディアは新聞、テレビのニュース番組、報道バラエティ、ネットニュースから掲示板、個人のブログ・・・などなど本当に様々です。ひとつの事柄を取り上げてもメディアによって切り口が違います。紙媒体で一番馴染みのある新聞でも同じことだと思っています。
この新聞というメディアは、読者が真実しか書いていない、客観的に書かれているから信じてしまう、鵜呑みにしてしまうことが多いかと思います。何誌も並行して読めば同じネタでも、記者や視点、論点が違うと内容が違ってくるというのを理解できるかと思いますが、ひとつの新聞を長年にわたって読んでいると、その新聞を信用してしまうというかそのカラーに知らず知らずのうちに染まっていってしまう可能性があるのかなと思っています。
例えば、先日の記事ですが、静岡県内のホテルや旅館の年間宿泊数についてM新聞は「外国人の占める割合は全体の3%しか占めていない」と書かれています。その旨も小見出しになっています。が、県内最大部数を誇るS新聞は同じネタについて「外国人宿泊数が前年比倍増、静岡空港開港の好影響」と書かれています。これは大きな見出しになっています。本文では最後に「ただ、全体の3%でこれからに期待」と書かれています。
新聞については見出し重視で読まれる方が多いかと思います。そうすると、M新聞だけを読んでいる人とS新聞だけを読んでいる人は、県内の外国人宿泊数について真逆ともいえる印象を持つと思うのです。宿泊数全体の3%しかないのに税金を大量投入して外国人増加のために使っていいのかと思うのか、外国人宿泊数が倍増したのも静岡空港が開港したおかげと思うのか・・・ちょっと違いで大違いだと思うのですね。
また、新聞というメディア全体についても政権や外交についても、右だとか左だとか、どこの政党について有効的だとか色々ありますから、大手メディアだけでなくネットや個人的なものまで広く情報を収集すること、そしてそれを自分なりに消化することが必要かなと思うわけです。
でも、つっこみどころ満載の新聞もテレビ、特にワイドショーは別の意味でおもしろい存在なのかもしれません。が、このままだと段々と衰退していくんでしょうね、きっと。
タグ :メディア
確か 某国営放送の県内版テレビでは S新聞と同じ
雰囲気の報道でしたね。(笑)
これと同じで 特に小学校の教員などにも 子供に与える
カラーや思想など 特定のものがありそうですね。
白紙の子供のアタマにどんな染め方をするか・・・親や
教員は ウカウカ出来ません。
新聞が、テレビが自分たちに都合のいい情報ばかりを
出し始めたら視聴者や購読者は離れていきますよね。
テレビでブログやtwitterから情報を得て発表しているのを見ていると
プライドとかないんかな。と思います。
正直私の周りでは新聞を止めて
IPHONEやIPADの3G契約する方が多くて
物凄い危機感感じています。
尖閣ビデオの件といい
ネットが情報公開の平等性の役目を担っていますよね。
確かに新聞やテレビ局によってカラーが違いますよね。外国のメディアなんかは堂々と自社のカラーを打ち出しますが、日本の場合は中立っぽい立場をとるのでやっかいですよね。
それから子供の場合は環境によって考え方が固まってきますから、先生とか地区などによって違ってきますから大変だと思います。まあ一番大きい影響を与えるのは親でしょうが・・・。そう考えると私立の学校に入れるのもひとつの手なんですが、一番よいのは公立の学校の環境が良いことなんでしょうね。
本当に最近のテレビや新聞はネットや活字、マンガからネタを探してきますよね。ドラマなんかほとんど漫画か単行本の写しですし・・・。
それから新聞の凋落は凄いものがありますね。部数減が記事のレベル低下につながって・・・という悪循環になっていると思います。今ではネットでほとんど情報が入ってくるので新聞は要らないという人が多いのもわかります。毎月支払う何千円の価値があるかどうか?ですよね。