静岡道楽日記

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KADODEOOIGAWA@島田市

大井川鉄道門出駅併設の道の駅的商業施設!

2021年の新年、門出を迎えました。今年は一刻も早い新型コロナの収束を果たしてほしいと思っている人が多いかと思います。そんな時期にオープンしたのが島田市が開設したKADODEOOIGAWAです。新東名の島田金谷インターすぐの場所にできた道の駅的な商業施設であり、同時に大井川鉄道に門出駅を作ったほどの力の入れようです。

KADODEOOIGAWA@島田市

こちらの施設がオープンしたのは昨年の11月12日であり、本来なら東京や名古屋などから多くの観光客が訪れるであろうかと思われましたが、このコロナ渦もあって現在では静岡市や浜松市などの地元客中心のものとなっているようです。しばらくはこのような状況が続くと思われ、集客という点では厳しいかなと思ってしまいます。

KADODEOOIGAWA@島田市

そんな門出大井川ですが、体験型フードパークを謳っており、食がキーワードになっています。メインの施設マルシェは大井川鉄道の門出駅から国道を挟んだ場所にあり、連絡歩道橋で結ばれています。駐車場も何箇所かに分かれて多く用意されています。もちろん無料です。

KADODEOOIGAWA@島田市

マルシェは、野菜、鮮魚、精肉の3つの売り場が入り口付近にあり、一番面積を取っているのは野菜や果物の売り場です。これは農業地帯ということと共同経営者の中にJA大井川が入っているからです。「県内最大級の農産物直売所」という売り文句はちょっと誇張されすぎており、種類も量もそれほどのものはありませんでした。値段もちょっと高めですし・・・。

KADODEOOIGAWA@島田市

鮮魚は魚喜、精肉は肉の大久保という関東を中心とするチェーン店がテナントとして出店しています。売り場自体は小さめなスーパーのコーナーと同じ位のものですが、この手の施設としては本格的です。が、観光客が丸のままの鮮魚やステーキ肉を買うかというとちょっと疑問で、地元客対策なのでしょうか・・・。

KADODEOOIGAWA@島田市

ほかには、島田市、川根茶の産地ということもあってお茶推しとなっています。お茶曼荼羅、BYOという好みのテイストの味を自分好みの温度や濃さで入れることができるのが売りで、500円でボトル付きというのが人気の秘訣かもしれません。時節がら試飲サービスができないというはちょっと寂しいですね。

KADODEOOIGAWA@島田市

あと、この手の施設にはなくてはならない飲食コーナーですが、小さめなフードコートが主となっています。島田市の人気ラーメン店の燕がお茶を使ったお店が出店していたり、お茶着けのお店があったり、ここでもお茶推しとなっています。これは、日本一のソフトクリームの専門家がプロデュースするお店にも当てはまり、煎茶味のものは濃さを選ぶことができます。ただ値段が600円以上と高めです。

KADODEOOIGAWA@島田市

そうそう、入り口付近には磐田市にもお店がある東京中目黒の人気ブーランジェリー、トランスパレンテ・ラ・ルーチェがテナント出店しており、モーニングや焼きたてのパンやコーヒーを提供しています。ほかにはスイーツのお店や静岡県ではおなじみの天神屋などもあります。

もう一方の大井川鉄道の門出駅の施設としてはSLが鎮座していたり、それを模した竹炭入りの真っ黒な色をしたソフトクリームを出すお店や藤枝にあったイタリアンのシェフが監修しているブッフェタイプのレストラン「ダモンデ」があります。この日はまだ正月休みということで営業していなくて見ることはできませんでした。

KADODEOOIGAWA@島田市

と、小さい面積ながらギュと詰まった道の駅的な施設であり、お洒落さや今時の流行を取り入れたり、島田らしいお茶とSLを前面に出したりしていますが、値段がちょっと高めの観光地価格ということもあり、リピーター対策という点では厳しい面があるかと思います。話題の施設、大井川流域にはこれといった観光商業施設がなかっただけに話の種に行くにはアリだと思います・・・・。

島田市竹下62
0547-39-4073 9:00~19:00(施設・店舗によって違いあり)



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