静岡道楽日記

味噌焼きうどんが朝から食べられる大衆食堂！

三重県亀山市に味噌焼きうどんというご当地グルメがあります。全国各地のご当地グルメやＢ級グルメが集まるＢ１グランプリに出場したことがあるほどですし、ケンミンＳＨＯＷ極にも大々的に取り上げられるほどのものです。その味噌焼きうどんが朝から食べられるお店があるということで関西旅行へ行く際に朝ごはんとして寄ってみました。



こちらのお店亀山食堂は旧道沿いにある昔ながらの大衆食堂、ドライブインの趣があり店の外観は言うに及ばず店内はタイムスリップしたかと思われるほど懐かしい雰囲気に包まれています。このまま昭和時代の映画やドラマロケが撮れるほどです。特にテーブルに備え付けられたガス台は見たことがない人も多いのではないかと思われる年代物です。





この日注文したのは名物の味噌焼きうどんです。亀山名物のこれは肉を選ぶことができ、牛肉、豚肉、ホルモンなどから好きなものを単品、もしくは組み合わせて注文するようになっています。今日は豚肉をうどん一玉でお願いしました。それからネットでにんにくが強めということ見ていたので、少な目でお願いしました。あと小ライスとセルフでポテトサラダをお願いしました。





注文を受けるとちりとり鍋と呼ばれる卓上用の鉄板に具材が満載されたものを持ってガス台の上に置きます。見た目は豪快の一言です。うどんは玉うどんで、うどんは主役ではなく脇役としての存在で、主役は上の肉＋野菜＋味噌ですね。たっぷりのキャベツやモヤシにこれまた多めの肉、そして名古屋でお馴染みの八丁味噌のような濃いめの味噌、さらにニンニクのみじん切りがアクセントとなっています。



２，３分グツグツやっていると食べ頃になってきます。味は最初に八丁味噌系の名古屋独特の香りと味がきてそこにニンニクのパンチが追いかけてきます。味噌の甘さ以上に砂糖の甘さとニンニクのガッツリさも加わってけっこうジャンクな感じに仕上がっています。味が濃いめなのでご飯と良く合います。昼か夜ならビールが合うかもしれません。なるほど人気になるのもわかる味わいがあります。





と、初めて食べてみた亀山名物の味噌焼きうどんでしたが、名古屋の赤味噌系の味わいが好きならハマる味わいがあるかと思います。今回のお店は昭和の懐かしい雰囲気と朝から夜中まで営業している長時間営業という使い勝手の良さが特徴です。市内には行列ができる人気店や定食としてひとりでも気軽に食べられるお店まで色々とあるので、次回は他のお店に挑戦してみたいものです・・・

三重県亀山市小下町14-37
0595-82-2151　　6：00～24：00　　日曜休み