静岡道楽日記

静岡県内外のおいしいお店、怪しいお店、日々の出来事、面白スポット、身近なニュースなどを鋭くも暖かい視点?で掘り下げていきます。

くれちうどん@山梨県富士吉田市

吉田うどんの隠れた実力店!

富士山の北側にある富士吉田市はうどんがソウルフードです。地元では吉田のうどんとして知られているもので、機織りが盛んな昔から自宅を開放して食べさせたもので、今でも畳敷きの広間や自宅の客間をお店として使っているお店もあるくらいで、朝9時や10時頃からお昼過ぎまでの営業が多いのも特徴です。今回のお店のくれちうどんもその雰囲気をしっかりと残していました。

くれちうどん@山梨県富士吉田市

吉田のうどんといえばゴリゴリの硬めの男性的な麺が特徴で、うどんの代名詞ともいうべき讃岐うどんの対極にあるような感じです。こちらのくれちうどんも男性的なんですが、他のお店よりも少し柔らかな茹で具合でしなやかさも感じさせるマッチョ的な面も感じることができました。今回注文したのは他のお店には余りないぶっかけ的な肉味噌冷やし550円です。

くれちうどん@山梨県富士吉田市

注文してから5分ほどでやってきました。水はセルフサービスになっています。吉田うどんにつきものの揚げ玉も唐辛子の代わりとなるすりだねも好きなだけ入れることができます。あと山椒の粉があるのもポイントです。ルックスはシンプルこの上ないものです。平皿に茹でて〆られたうどんに肉味噌と少しの茹でキャベツと白ネギがのっています。

くれちうどん@山梨県富士吉田市

混ぜ麺ですからよくかき混ぜてから食べてみます。まず最初はそのままで。麺の主張度合いがやはり吉田らしい強さがあります。が、老舗のお店と違ってただ硬いだけでなく柔らかさも兼ね備えたもので、これが人気の秘訣かもしれません。今度はすりだねと揚げ玉、山椒を多めに入れてみます。

くれちうどん@山梨県富士吉田市

すると、大きく味変しました!台湾で食べるようなちょっとジャンクな四川風の痺れる辛さの混ぜ麺に変化したではありませんか!これは大好きな味わいで、名古屋でお馴染みの台湾混ぜそばにも通じるものがあります。ワシワシと食べ進めて美味しく完食しました。これは次回が食べたくなるものがあります・・・

くれちうどん@山梨県富士吉田市

と、この日2食目の吉田のうどんとなりましたが、1軒目の老舗よりもうどんの出来栄えや肉味噌を入れた際の総合力でも気に入りました。歴史の浅いくれちうどんですが、土日などは行列ができたり食べログで上位にランキングされたり・・・と、人気うどん店の一角に入っているのは食べてみた限りはまぐれではなく実力の賜物だと思いました。次回は冬限定のカレーうどんを食べてみたいですね。

山梨県富士吉田市下暮地1-18-22
10:00~14:00  火曜休み



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