静岡道楽日記

松本が生んだ天才・草間彌生を体験できる美術館！

長野県松本市といえば長野県の真ん中にある文教都市であり、国宝松本城もある観光都市でもあります。戦災にあうこともなかったので昔ながらの町並が残っており、それを目当てに出かける女性も多くなっています。そんな松本にある市立美術館には目玉があります。松本市生まれの現代美術家の草間彌生氏の作品を常時展示していて人気を博しています。



この美術館、企画展は他の美術館と同じように1000円を超える入場料金がかかりますが、草間彌生氏中心の展示だけなら大人410円で入ることができるのです。しかも駐車場も無料ですから観光の際に寄ってみるのもいいかと思います。なにより気軽でPOPで見て楽しい展示ばかりですから・・・





この日は日曜日の午前中ということもあって駐車場も楽々と停めることができましたし、館内もすいておりのんびりと観ることができました。なお、入場料金は企画展と常設の草間彌生の展示室は別となっています。なお、１階のミュージアムショップはフリーで入ることができます。それから屋外には200２年制作の「幻の華」と題された大型な水玉模様のチューリップが展示されています。



館内は撮影禁止で最後の展示室の黄色のかぼちゃだけが撮影OKとなっています。それまでの展示内容は、よく知られた草間彌生らしいPOPな模型とここでしか見られないような光と鏡を使った目の錯覚を用いた不思議な空間とアッと驚くような仕掛けがあって、普通の美術体験とはまた違った楽しみがあります。お子さんでも楽しめるものとなっています。



と、初めて訪れてみた松本市立美術館でしたが、値段以上の価値があると思いました。展示内容がそれほどないので、じっくり観ても１時間ほどで済むのも忙しい観光の際にもポイントとなります。なにより中町などの観光スポットの近くなので無駄なく行けることが大きいですね。現代美術に明るくなくても大丈夫な美術館だと思います・・・

長野県松本市中央4-2-22
0263-39-7400　　9：00～17：00　　月曜休み（祝日の場合は翌日）