台湾まんぷく紀行⑩ 昼から極ウマのスッパ白菜鍋で悶絶する
梅雨明けしたと思ったらいきなり灼熱地獄の日本ですが、今日は鍋の話題です・・・。日本よりはるかに暑い台湾なんですが、どうしてか鍋屋、鍋料理の専門店が街中にあふれています。というのは大げさかもしれませんが、中国の火鍋、四川鍋、モンゴル鍋、日本式のしゃぶしゃぶ、寄せ鍋・・・などなど日本よりもはるかにお店があるのは事実です。しかも暑い夏場でもガンガンにエアコンを効かせて楽しんでいるのです。

そんな鍋天国台湾で、我が家が選んだのは「酢菜白肉鍋」です。これは中国東北部、昔風に言うと満州地方の料理で、白菜の酢漬けの千切りをたっぷりと入れた鍋で、日本では食べさせてくれるお店がほとんどないという、ちょっとした幻の鍋なんです。まぁ台北でも専門店は数軒ということで、今回のお店と長白小館というお店が両横綱として人気を二分しています。今回は、お得なランチメニューがあるのと、お店がきれいでのんびりと食べられるということで、圍爐を選んだのですが、大正解でした。
このお鍋は、中国式シャブシャブ式の鍋で有名な煙突式のもので出てきます。この鍋の特徴は真ん中に炭火が入っていて常にグツグツとしていてアツアツを楽しむことができます。ランチメニューでは好きな肉を豚肉、牛肉、羊肉から選ぶことができるのですが、鍋の名前になっている白肉、そう脂身が多い豚のバラ肉を選びました。やはりこれが一番人気だそうです。あと色々な具を追加することができますが、そのままでも満腹になると思います。しいてあげるなら、春雨が良いようですね。

ランチに含まれている肉以外のものにはほうれん草にイカ団子、中国式の高野豆腐(凍み豆腐)などで、具としては平凡です。それから鍋の汁にははじめからカニや小海老などがたっぷりと入っていて旨みを加えていますが、これとて鍋としては当然のことだと思います。が、たっぷりと入った酸っぱい白菜が良いアクセントになっているのです。おまけに秘伝?のタレが抜群に旨いのです。1+1が3にも4にもなる料理ですね。これは一度食べるとハマる人が多いというのは納得できます。
例えると、第一段階は、カニとか海老の出汁の効いた汁に、酸っぱい白菜が入って2倍おいしくなり、そこに上等な豚肉を入れてシャブシャブして3倍おいしくなり、最後に色々な要素が詰まったタレにたっぷりとつけると4倍おいしくなるいった寸法なんです。まぁ、これは日本の高級しゃぶしゃぶ屋やふぐ鍋屋なんかも一緒ですね。ただ、この値段でこのおいしさは掟破りですね。なんせ満腹になって1人当たり1,500円程度なんですから。

この鍋のポイントであるタレなんですが、入っているものは芝麻醤(胡麻ペースト)、醤油、酢、韮菜醤油、豆腐乳、 香油、辣油、蝦油、酒、生姜、大蒜(にんにく)、 砂糖、洋葱、香菜、辣椒(唐辛子)となっています。これは好みで自分で作ることも可能ですが、店員さんに任せるのが良いかと思います。香菜(シャンツァイ)が嫌いでなかったら入れるべきですね。ピリッと辛くて香り豊かで、ちょっとエスニックの味もして・・・と、このタレを再現して家の鍋料理にも応用したいくらいです。今まで数多くの鍋料理を食べてきましたが、この鍋とタレは上位に入ること必至です。

さらに、この鍋についてくる小焼餅というパイ生地の中国式パンもおいしいですし、鍋の具合をチェックしてこまめに鍋の汁を継ぎ足してくれるサービスの女性も気さくで気が利くし、明るく高級感があってのんびりと食事できるお店の雰囲気も良いですし、台湾でちょっと変わった鍋を食べたいという時にはお勧めしたいお店です。次回はもうひとつの長白にも行ってみたいですね。そうそう、このお店は人気があるので予約がお勧めです。

と、お昼からおいしいものを堪能してから観光地へ行こうと、近くのバス停から九分(本当は人ヘンに分)へ向かいました。
台北市仁愛路四段345巷4弄36号
02ー2752-9439
営業時間 平日 11:30~14:00 17:30~21:00、休日 11:30~14:30 17:30~21:30
年中無休
梅雨明けしたと思ったらいきなり灼熱地獄の日本ですが、今日は鍋の話題です・・・。日本よりはるかに暑い台湾なんですが、どうしてか鍋屋、鍋料理の専門店が街中にあふれています。というのは大げさかもしれませんが、中国の火鍋、四川鍋、モンゴル鍋、日本式のしゃぶしゃぶ、寄せ鍋・・・などなど日本よりもはるかにお店があるのは事実です。しかも暑い夏場でもガンガンにエアコンを効かせて楽しんでいるのです。

そんな鍋天国台湾で、我が家が選んだのは「酢菜白肉鍋」です。これは中国東北部、昔風に言うと満州地方の料理で、白菜の酢漬けの千切りをたっぷりと入れた鍋で、日本では食べさせてくれるお店がほとんどないという、ちょっとした幻の鍋なんです。まぁ台北でも専門店は数軒ということで、今回のお店と長白小館というお店が両横綱として人気を二分しています。今回は、お得なランチメニューがあるのと、お店がきれいでのんびりと食べられるということで、圍爐を選んだのですが、大正解でした。
このお鍋は、中国式シャブシャブ式の鍋で有名な煙突式のもので出てきます。この鍋の特徴は真ん中に炭火が入っていて常にグツグツとしていてアツアツを楽しむことができます。ランチメニューでは好きな肉を豚肉、牛肉、羊肉から選ぶことができるのですが、鍋の名前になっている白肉、そう脂身が多い豚のバラ肉を選びました。やはりこれが一番人気だそうです。あと色々な具を追加することができますが、そのままでも満腹になると思います。しいてあげるなら、春雨が良いようですね。

ランチに含まれている肉以外のものにはほうれん草にイカ団子、中国式の高野豆腐(凍み豆腐)などで、具としては平凡です。それから鍋の汁にははじめからカニや小海老などがたっぷりと入っていて旨みを加えていますが、これとて鍋としては当然のことだと思います。が、たっぷりと入った酸っぱい白菜が良いアクセントになっているのです。おまけに秘伝?のタレが抜群に旨いのです。1+1が3にも4にもなる料理ですね。これは一度食べるとハマる人が多いというのは納得できます。
例えると、第一段階は、カニとか海老の出汁の効いた汁に、酸っぱい白菜が入って2倍おいしくなり、そこに上等な豚肉を入れてシャブシャブして3倍おいしくなり、最後に色々な要素が詰まったタレにたっぷりとつけると4倍おいしくなるいった寸法なんです。まぁ、これは日本の高級しゃぶしゃぶ屋やふぐ鍋屋なんかも一緒ですね。ただ、この値段でこのおいしさは掟破りですね。なんせ満腹になって1人当たり1,500円程度なんですから。

この鍋のポイントであるタレなんですが、入っているものは芝麻醤(胡麻ペースト)、醤油、酢、韮菜醤油、豆腐乳、 香油、辣油、蝦油、酒、生姜、大蒜(にんにく)、 砂糖、洋葱、香菜、辣椒(唐辛子)となっています。これは好みで自分で作ることも可能ですが、店員さんに任せるのが良いかと思います。香菜(シャンツァイ)が嫌いでなかったら入れるべきですね。ピリッと辛くて香り豊かで、ちょっとエスニックの味もして・・・と、このタレを再現して家の鍋料理にも応用したいくらいです。今まで数多くの鍋料理を食べてきましたが、この鍋とタレは上位に入ること必至です。

さらに、この鍋についてくる小焼餅というパイ生地の中国式パンもおいしいですし、鍋の具合をチェックしてこまめに鍋の汁を継ぎ足してくれるサービスの女性も気さくで気が利くし、明るく高級感があってのんびりと食事できるお店の雰囲気も良いですし、台湾でちょっと変わった鍋を食べたいという時にはお勧めしたいお店です。次回はもうひとつの長白にも行ってみたいですね。そうそう、このお店は人気があるので予約がお勧めです。

と、お昼からおいしいものを堪能してから観光地へ行こうと、近くのバス停から九分(本当は人ヘンに分)へ向かいました。
台北市仁愛路四段345巷4弄36号
02ー2752-9439
営業時間 平日 11:30~14:00 17:30~21:00、休日 11:30~14:30 17:30~21:30
年中無休
ks-ijです。
台湾で、私も「酢菜白肉鍋」をぜひ食べてみたいと思っていました。(暑い夏でもOKなんですね!びっくり、寒い時期だけだと思っていました)
長白小館が有名と聞いていましたが、予約が大変そうなので、ご紹介の圍爐が良さそうですね!
美味しそうーー。
この記事を見させていただいて
ますます食べたくなりました。
次回にはぜひ訪れてみたいです。
すっぱ白菜鍋のファンがいてくれて本当にうれしいです。次回台湾へ行った際には是非とも食べてみてください。トムヤムクンとかちょっと酸味のある食べ物が好きならハマルと思います。
我が家でもリピート確実です。静岡県では食べられるとこないだろうなぁ・・・。