静岡道楽日記

静岡県内外のおいしいお店、怪しいお店、日々の出来事、面白スポット、身近なニュースなどを鋭くも暖かい視点?で掘り下げていきます。

城と静岡戦國浪漫@静岡県

静岡県が作った戦国時代のガイドブックとHPがありますよ

静岡県では桜が満開となりました。今週末はあちこちで控えめな花見が開かれることと思います。そんな花見スポットにお城とか城跡があります。全国的には弘前城とか高田城などがありますし、県内でも浜松城に駿府城など数多くあります。そんなお城が主に作られたのは戦国時代です。現在放映されている大河ドラマの江でもお馴染みですし、最近では歴女なんて言われるほどメジャーになりました。

城と静岡戦國浪漫@静岡県

そのような動きもあってか、静岡県でも城とshizuoka戦國浪漫なるHPと静岡戦國ガイドブックなる小冊子をつくりました。お役所仕事の常でこれらの事業には高級マンションか立派な一戸建てができるほどの予算が掛けられました。もちろん税金ですから多くの人が見て元?を取らなくてはいけませんね。でも宣伝とかPRはあんまりやっていないんですよ・・・。

まずはHPの紹介から。こちらのHPは「静岡県の城総覧」と「静岡戦國浪漫」の2本立てとなっています。どうしてこのような構成になったのかわかりませんが、ちょっとわかりにくいですね。お城の紹介は県内の城や館など700以上が網羅されています。駿府城や掛川城などの有名所からマニアでも知らないようなものまで網羅してあるのは凄いですね。これは県内の教育員会などの協力を得たからだそうで、市町村別や武将名などから検索することができます。自分の住んでいる町にこんなにたくさんお城があったんだとびっくりすること間違いなしです。

もうひとつは、戦國浪漫編で、目玉は週刊ヤングマガジンに連載されている宮下英樹さんのセンゴクのリアルな絵を用いていることです。きっと著作権料はけっこうかかったのでしょうが、若い人やマンガファンに受けるかと思います。が、オヤジにとっては教科書的イメージとかけ離れていてびっくりしてしまいます。でもかっこいいですよ。

こちらの方は、静岡県内で行われた戦国時代の戦いや関係する武将の紹介、歴史に潜む諸々の話などが載っていますが、今川義元や武田信玄、山内一豊などのメジャー系がまだ開けられないというのはどうしてなんでしょうか?完成度や読みやすさは合格点かと思いますが。金額が金額ですから当たり前でしょうか・・・。

もうひとつの冊子ですが、駅のラックなどに置かれているもので、最初はお馴染みのお偉いさんの言葉が並んでいます。それに続くのは西部、中部、東部地区にそれぞれ2ページを割いて有名なお城とそれにまつわる武将を紹介しています。その後は歴史があるお祭りの紹介となぜか物産とグルメの紹介、最後はHPのお知らせとなります。気になったのは字が小さいことでしょうか。

と、歴史好きの方は一度はHPやガイドブックを見てもいいかと思います。まぁ内容は教科書的に読み物としては弱いところですね。それからこれらと連動して各地でイベントを開催するそうですが、私などはお城マニアの落語家にして清水区が生んだスター、春風亭昇太師匠に戦国時代をネタに落語会をやってもらいたいですね。

城と静岡戦國浪漫@静岡県

そうそう、お役所仕事の常で公募したキャラクターがありまして、しずポンがいます。徳川家康公をモデルにしたのか狸を武将化しています。趣味はグルメ探訪だそうで、私と一緒です・・・。


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