静岡道楽日記

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丸金ラーメン@島田市

焼津港にあった伝説の屋台ラーメンが島田市で復活!

焼津港というと最近は小川の新港の方が主になっていますが、昭和の頃は駅近くの港だけで、鰹や鮪の遠洋漁業が盛んで、港も付近の繁華街、飲み屋街も大層賑わっていました。そんな焼津港には丸金という屋台のラーメン屋がやってきて人気を集めていました。私も噂を聞いて2,3回食べたことがあります。

丸金ラーメン@島田市

この丸金ラーメンは屋台なのに、というか屋台だからこそなのか一般のラーメン屋よりもおいしいという評判になっていました。が、時代の流れとともに屋台のラーメン屋も減っていき、丸金ラーメンも焼津の港から姿を消しました。この懐かしい丸金ラーメンはいつしか伝説の味となっていたのですが、2年ほど前に大井川港近くで復活し、満を持して路面店として島田市に開店しました。

丸金ラーメン@島田市

島田市に出来た丸金ラーメンがあるのは藤枝バイパスの野田インターのすぐ近く、以前、麺屋燕があった場所です。店内は長いカウンターが特徴で、和の雰囲気があります。今日は志太地区のフリーペーパーのクーポンで餃子一皿がサービスとなっていたので、丸金ラーメンと餃子をお願いしました。

丸金ラーメン@島田市

最初にやってきたのは餃子です。餃子は5個で400円という静岡市や志太地区では標準的な価格ですが、ちょっと西へいった磐田や浜松では高い部類に入るので、私的にはもう少し安くなるとサイドメニュー的に頼みやすくなります。味的には肉と野菜のバランスが取れた餡がポイントでしょうか。

さて、お待ちかねのラーメンがやってきましたよ。ルックスは昭和の懐かしい中華そばのまんまでテンションがあがります。食べてみたも印象を変わらず、脂が勝っているものの醤油のすっきりとしたスープは動物系や魚介系の出汁に化学の力を借りて最後まで飲めるものになっています。麺もするするといけちゃうストレートなものです。

丸金ラーメン@島田市

このラーメンが昔食べた焼津港の屋台のラーメンと同じかどうかがわかりませんが、トッピングのシンプルさも合わせて屋台のラーメンの雰囲気は良く出ていると思います。最近の重層的なこだわり系や無化調ラーメンとも違う、昔ながらの懐かしい系を現代的に向上させた感じでした。ただ麺の量がちょっと少ないのが残念でした。

丸金ラーメン@島田市

と、60年続いた焼津港の伝説の味が現代に復活したということで、昔の丸金ラーメンを食べたことがある人はもちろんのこと、噂だけ知っている人も食べに行ってもいいかもしれませんよぉ。それにしても屋台ラーメンで60年って凄いですね・・・。

島田市野田1116-1
0547-36-2121  11:00~14:00  17:00~21:00 不定休 (月曜日は昼のみ営業)


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