静岡道楽日記

台北LCC旅17　台北で人気の鵝鳥肉専門居酒屋！　阿城鵝肉

日本では馴染みになのに台湾ではポピュラーなものっていろいろありますが、ガチョウのお肉もそのひとつです。最初の台湾旅行で、ガイドブックにも載っている有名なお店で食べたことがあるのですが、そのお店のものは硬く、さらに化調の味付けがきつくてトラウマになっていました。が、今回の旅行ではそれを克服して余りあるお店に行くことができました。



こちらのお店、阿城鵝肉は、台北でも屈指の飲み屋街である吉林路沿いにあります。ＭＲＴの行天宮駅から徒歩で５，６分といったところでしょうか。付近は100元居酒屋や魚介系が得意なお店などが軒を連ねており、サラリーマンの憩いの場所となっています。今日も仕事帰りのサラリーマンで満員御礼でした。



鵝鳥肉は、鶏肉と違って癖があるので、専門店や日本人に評判の良いお店に行く方が良いようで、こちらのお店はまさにうってつけです。今日は、一番ポピュラーなスモークしたものを１～２人前と、エリンギを入れたガチョウのソーセージ、台湾料理から蜆の老酒漬けを注文してみました。合わせるのはもちろん台湾ビールです。



このスモーク、前段と後段があるのですが、この違いは胸肉と腿肉の違いってところで、柔らかい前段が人気があるということで、私もこちらをお願いしました。が、夜になると売り切れになってしまうこともあるとか。それから鵝鳥肉は小骨が多く、気をつけて食べないといけないようです。





そんな鵝鳥ローストの一番の特徴は肉汁が出るほどのジューシーさでしょうか。細かめに切られていることもあるので、箸で切れるほど柔らかく、噛み締めるとジワーと肉汁が出るほか、鶏肉とはまた違った、ちょっとワイルドな香りやおいしさが癖になるものがあります。備え付けのタレをつけてももちろん、おいしいですし、つけないと肉本来の旨さが味わうことができます。



もうひとつのソーセージもビールのお供としては最適です。これはエリンギのシャキシャキ感がポイントでしょうか。そうそう、ご飯は鵝鳥の油を掛けたご飯がお勧めです。脂っこくなく旨みだけが入ったご飯って感じで、ロースト肉との相性は抜群です。もうひとつの蜆も身が大きく食べ応えがあるうえに、味付けが上品で気に入りました。



と、こちらのお店は日本人には馴染みの薄いガチョウのお肉を食べるには最適なお店ではないかと思いました。注文は、台湾に多い自分で記入する方式ですし、値段も手頃で店も改装したばかりで清潔で女性にも入りやすく通し営業、さらにお店をはしごにするには最適だからです。そうそう、ロースト肉などは持ち帰りも可能です・・・・。

台北市中山區吉林路105號
11:30～22:30　　無休