静岡道楽日記

静岡県内外のおいしいお店、怪しいお店、日々の出来事、面白スポット、身近なニュースなどを鋭くも暖かい視点?で掘り下げていきます。

洋食の藤屋@神戸市中央区

阪神食い倒れ旅⑤  手頃な値段で勝負する街場の洋食屋!

神戸の食を語る時に忘れていけないものに洋食があります。神戸の洋食といったらビフカツです。まぁ、これは私だけの意見ではないようで、ガイドブックにもおいしいビフカツの店が特集されているほどです。このこともあってか土日ともなるとビフカツを出す有名店は、大行列になることが多く、限られた時間もあってか穴場のお店へと突撃してみました。

洋食の藤屋@神戸市中央区

そのお店は出来てから1年ほどの洋食の藤です。場所はJRの神戸駅から徒歩7分くらいの国道沿いで、飲食店の立地としては余り恵まれているとはいえないと思います。が、味と値段が評判を呼んでなかなかの人気ということをネットでみて、選んだのです。混んでいると困ると思い、開店時間の11時ぴったりにお店へと入りました。

洋食の藤屋@神戸市中央区

お店は、カウンターとテーブルが4つほどのこじんまりとしたもので、ご主人が調理、奥さんがホールと、典型的な街場の洋食屋といったところです。これはメニューにも表れており、土日でも注文できるサービス定食はもちろんのこと、単品メニューでも1000円以下のものが多く手頃です。

今日は目的のビフカツ定食と、オムライスとカニクリームコロッケセットに海老フライを追加しました。こチラのお店のメニューはセットものが多いだけでなく、入っているものを交換してくれたり追加できるなど、融通がきくのも個人店らしく好感が持てます。待つことしばしやってきましたよぉ。

洋食の藤屋@神戸市中央区

最初はビフカツからいってみましょう。見た目は見事なレアに仕上がっています。これぞビフカツという感じで、デミグラスソースもたっぷりと掛かっています。肝心の味は・・・・・、見た目と違って普通でした。こちらのハードルが上がっていたのと、以前神戸で食べたビフカツがおいしかったので、余計そう感じたのかもしれませんが、肉の旨みがイマイチなのです。

ビフカツの旨さは、肉の柔らかさはもちろんですが、肉質の良さと揚げの技術、さらにソースとの相性があると思っているのですが、こちらのものは肉は柔らかいものの、肉質が値段相応の旨さに足りず、ソースも深みがなく単調なもので、飽きてしまうのです。

洋食の藤屋@神戸市中央区

もうひとつのオムライスセットはコスパは良いものの、どれも油っぽい仕上がりで、オヤジの身となったわたしにはちょっとヘビーでした。オムライスのバターやコロッケのベシャメルなど、軽さももう少しある方が好みです。ネットで評判だったエビフライも質的にイマイチと感じました。

洋食の藤屋@神戸市中央区

と、楽しみにしていた洋食ランチでしたが、若い人向けの味付けといった感じで、量よりも質志向となったオヤジにはちょっとつらいものがありました。ただ、若い人にはボリュームもありますし、値段も手頃ですから、気軽に洋食を楽しむには良いかと思います。この手のお店が色々とある神戸はさすが洋食激戦区だなぁと思った次第です・・・・。

兵庫県神戸市中央区相生町5-10-21
078-681-6667  11:00~14:00  17:00~20:30  火曜日休み


タグ :神戸市

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この記事へのコメント :
ネットの評判が良くても、人によって違うんですね。うーん
Posted by ゆりえゆりえ at 2017年09月15日 08:55
ゆりえさん、こんにちは。

大手口コミサイトなどもそうですが、不特定多数の意見よりも信頼している人の評価のほうが正しいことが多いですね。

あと一般的でないメニューはネットの評価がぶれることが多いようです・・・。
Posted by SUZY(メンカタ)SUZY(メンカタ) at 2017年09月15日 21:23
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    コメント(2)