静岡道楽日記

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中華そば しま彰@和歌山県

メッチャ美味しい関西のお店27 伝説の店のDNAを継ぐお店!

ご当地ラーメンは全国各地にありますが、一時代を築いたものに和歌山ラーメンがあります。新横浜にラーメン博物館に出店した和歌山ラーメンの井出商店が大人気となって一躍全国区に躍り出たわけです。浜松にも和歌山ラーメンを出すお店が出来たほどです。そんな和歌山ラーメンをやっと本場で体験することができました。お店は紀の川市のしま彰です。

中華そば しま彰@和歌山県

和歌山ラーメンといえば、車庫前系とか井出系とか色々と言われていますが、こちらお店は同じ紀の川市の大人気店うらしまで修行した店主が10年前に開いたお店です。なお同店は食べログの和歌山県のラーメンランキングで10位、師匠のうらしまは井出商店などを抑えてトップです。この日も暑い中20分ほど待って店内に入ることができました。

中華そば しま彰@和歌山県

メニューは中華そば500円が中心です。それに大盛りやチャーシュー麺があるくらいです。スープが濃く、麺量がちょっと少な目なのでご飯は必須のようでほとんどのお客さんが頼んでいます。ちなみに店内はもちろんのこと外まで豚骨の香りが漂っています。これはお店でスープを炊いている証でもあります。なお、スープを飲み干すと底に骨粉が残るほどの濃さがあります。

中華そば しま彰@和歌山県

さてやってきました。ルックスは醤油の濃い色合いと豚骨の白っぽい色を混ぜた焦げ茶色をしています。脂の膜はできていませんが、濃度はしっかりとあるのがわかります。レンゲで一口飲んでみると最初に丁寧に炊かれた豚骨の香りと旨さ、コクがやってきます。それから醤油の香りが追いかけてきます。これもしっかりと感じられるのは地元湯浅の濃口醤油のなせる業なんでしょう。

中華そば しま彰@和歌山県

最近は豚骨醤油というろ横浜が家系が主流になった感がありますが、それとは一線を画すものがあります。博多の豚骨スープに醤油の美味さとコクを足したようなもので、癖になるものがあります。脂っぽく濃いけどレンゲが止まらない旨さがあります。麺は小麦粉が香るパツンとした中太麺で、大盛りでもよかったほどの美味しさがありました。

中華そば しま彰@和歌山県

さらにアツアツのご飯は濃いスープちょっとと脂身の部分がトロリとした美味しかった厚みがあるチャーシューを乗っけて食べました。和歌山ラーメンには鯖がのった早寿司がつきもののように言われていますが、濃いめのこちらのようなラーメンには白いご飯が普通のようです。確かにベストマッチでした。

中華そば しま彰@和歌山県

と、初めて本場で食べてみた和歌山ラーメンでしたが、ネットで調べた結果以上のインパクトと美味しさがありました。ラーメン好きがあちこちのお店を食べ歩きをして違いを楽しむのが分かる気がしました。そうそう、こちらのお店に一番近い駅はは甘露寺というのですが、鬼滅の刃で良くみる名前ですし、お隣はネコ駅長で有名な貴志川駅です・・・

和歌山県紀の川市貴志川町長原102-3
0736-64-0710  11:00~13:15  火曜日休み




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