静岡道楽日記

静岡県内外のおいしいお店、怪しいお店、日々の出来事、面白スポット、身近なニュースなどを鋭くも暖かい視点?で掘り下げていきます。

中華そば 双鳩@京都市中京区

メッチャ美味しい関西の店28 伝説の店「珍元」の味を継ぐお店!

伊丹十三のタンポポといえば昔ながらのラーメンを出す一軒のお店が舞台となった映画です。そのラーメン屋のモデルとなったと言われるのが居敏中京区壬生にある珍元です。店主が高齢となったために閉店となったのですが、その味に惚れ込んだ常連さんが珍元の味を絶やしてはいけないとその味を継承して始めたのが双鳩です。

中華そば 双鳩@京都市中京区

店名は変更になったもののお店そのものは同じ場所、同じ造りのようで、外観も店内も都会にある昔ながらのラーメン屋の佇まいです。それもモダンな飲み屋チックなもので、実際に繁華街の四条大宮近くにあるので飲んだ〆に訪れるお客さんが多いようです。私も一軒目の日本料理屋で飲み食いしてから伺いました。

中華そば 双鳩@京都市中京区

この日は休みということもあってか閉店時間まで時間があるにも関わらず麺が少ないということで小ラーメン500円をお願いしました。麺量が少な目のものが用意されているのは〆に使う人が多い証拠なんでしょうね。こちらのお店はカウンターだけしかないので作業の様子がよくわかります。

中華そば 双鳩@京都市中京区

中華そば 双鳩@京都市中京区

さてやってきました。見た目は京都ラーメンに見られる鶏白湯のこってりなものや新福菜館系の黒っぽいものではなく看板通りの昔ながらの中華そばって感じです。スープを飲んでみても動物系の鶏や豚のしっかりとした味わいと生姜を中心としたさっぱりめのアクセントがバランスよくマッチして美味しく飲み干すことができました。

中華そば 双鳩@京都市中京区

麺はパツンとした低加水のものでスープとよく絡みました。バラ肉チャーシューも脂身がほどよく入ったものでメンマなども今風のこだわりが強いものではないさりげないものです。なにより小サイズといいながらも500円というワンコインという値段はコスパが良いですね。そして京都らしく香りが良い九条ネギがたっぷりと入っているのが◎です。

中華そば 双鳩@京都市中京区

と、ネットでは良い意見と悪い意見が相まみえるようですが、今回食べてみた感想としては今風の無化調の進化系でもこってりな京都ラーメンでもない食べやすくもしっかりと旨味がある一杯だと思いました。そうそうカレーも評判のメニューで、次回はセットで食べてみたいですね・・・

京都市中京区壬生相合町20-20
050-5462-2595  11:00~14:30  17:00~21:00  水曜休み



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