静岡道楽日記

静岡県内外のおいしいお店、怪しいお店、日々の出来事、面白スポット、身近なニュースなどを鋭くも暖かい視点?で掘り下げていきます。

ルプチメック2号店@京都市中京区

ふだん着の京都案内⑥ 黒メックは赤メックとは違うのか?

京都はパンの街である、というのはパン好きには当たり前の常識です。なんせ都道府県庁所在地及び政令指定都市の中でパンに掛ける金額が全国ナンバー1なんですから。それだけでなく懐かしい感じの老舗パン屋からパリ顔負けのバリバリのブーランジェリー、天然酵母を使った個人パン屋までよりどりみどりです。

ルプチメック2号店@京都市中京区

そんな京都のパン屋の中で知名度からいって5本指に入るのが、ルプチメックです。今出川にある本店は通称赤メックと今では呼ばれているのですが、店の雰囲気からパンの味までフランスの香りというかそのまんまといった、なんとも素敵なお店なんです。私も4年ほど前に初めて行ってから京都へいく度に寄っているほDのファンなんです。

が、今回はその2号店へお邪魔しました。こちらは店の中も外も黒でまとめられたシックな佇まいです。パン屋でなくブティックでも通用するお洒落感は付近のビジネス&ショッピング街でも違和感なく溶け込んでいます。店内はそれほどの広さはありませんが、色々なパンが並べられています。おまけにちょっとしたデリなども揃っています。外にはテラス席もありますから気軽にパンランチを楽しむことができます。この日も朝早くから観光客の女性陣が朝食を楽しんでおりました。

ルプチメック2号店@京都市中京区

この日は開店早々の時間に訪れたのでパンもしっかりと揃っています。値段も滅茶苦茶高いといこともなく、ちょっと高め、パンのおいしさからいったらお値打ちといったところです。見ているだけでおいしそうなものばかりなので迷ってしまいますが、笑顔の素敵な女性店員さんにおすすめを聞いて4品ほど購入しました。なお、パンは赤メックと共通のものとこちらだけのものの両方があるそうです。

ルプチメック2号店@京都市中京区

パンの魅力のひとつにパンが放つ芳香があります。芳しい香り、バターや小麦粉の焼ける匂いが混じったえも言われない良い香りはお腹がぺこぺこでなくても食べたくなってしまいます。ということでほんのりと暖かいパンを食べてしまいました。やはり出来立ては抜群においしいですね。

さて、家に帰ってからパンを楽しみましたよ。一番おいしかったのは、ラムレーズンのミルクフランスでした。一番人気というのもわかる出来栄えですね。普通のミルクフランスはお子様向けってイメージがあると思うのですが、こえRは大人のミルクフランスなんです。モチッ、グニッとしたひきの強いフランスパン生地に挟まれているのは、2種類のラム酒に漬けられたおおぶりなレーズンとミルク感のあるクリーム。バランス感ギリギリなのに絶妙なんです。これはリピートしたいですね。

ルプチメック2号店@京都市中京区

それからクロワッサンは王道的な仕上がりですね。バターの香り、ハラハラとした薄い層など安心して食べることができます。が、やはりこの店では冒険して他のパン屋にはないようなものを選ぶのがいいかなと思います。サンドイッチや小さなバーガーなどを次回は食べてみたいですね。

ルプチメック2号店@京都市中京区

と、初訪問の黒メックでしたが、しっかりとプチメックのDNAを継承していて安心しました。雰囲気、イートインするなら今出川の赤メックでしょうが、観光で訪れるなら便利な場所にある黒メックがいいかなと思ったりもします。天気の良い日はテラス席が気持ち良いと思います。

京都市中京区衣棚御池通り上ル 下妙覚寺町186 ビスカリア光樹1階
075-212-7735 9:00~20:00 火曜日休み



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