静岡道楽日記

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中華食堂 清龍@浜松市東区

辛さと痺れがやみつきになる本格的坦々麺の店! 清龍

今年も辛口のレビューができるように本年1回目のお店紹介は、飛び切り辛くて痺れる体験ができる本格的な坦々麺が食べられるお店です。
坦々麺は本来四川料理の屋台料理でしたが、日本の四川料理の父である陳健一氏が日本独自にアレンジをして、スープが入った食べやすいものに変えたことは余りにも有名です。

中華食堂 清龍@浜松市東区

この坦々麺、最近は本格的なもの、激辛のものを提供しているお店が増えてきました。先日訪れてみた浜松市東区半田山、ドンキホーテの隣にある清龍は陳式の坦々麺をリスペクトしつつ、独自にアレンジして他のお店になり癖なる一品に仕上げています。好き嫌いが分かれる味わいかもしれませんが、辛いもの好き、四川料理好き、坦々麺フリークなら一度は訪れてみて損はないかと思います。

中華食堂 清龍@浜松市東区

お店はアメリカンダイナーのような外観と内装で、四川料理屋や中国料理屋とは全く違いますが、気軽に坦々麺を食べるには丁度いいかなと思います。あと辛さもナシ、普通から激辛、MAXまで選ぶことができるので、辛さが苦手だけど坦々麺は好きという人でも大丈夫だと思います。辛さに耐性がある私はMAXでお願いしましたが、けっこう来ました・・・。

中華食堂 清龍@浜松市東区

こちらのお店は、坦々麺推しですが、麻婆豆腐などの一品料理も一通り揃っているので、夜は辛いもので一杯やってから〆にこれまた辛い坦々麺で仕上げるなんてこともできます。が、今日はランチですので坦々麺の激辛を単品で、汁無し坦々麺のMAXをミニ天津飯のセットでお願いしました。このセットはプラス100円で付けることができるのでお値打ちです。

中華食堂 清龍@浜松市東区

さてやってきましたよ。どちらも赤黒い悪い色をしています。最初は汁無しからいってみましょう。上のトッピングは肉味噌にレタス、もやし、揚げワンタンがのっています。よくかき混ぜてからいただきます。主役の麺は中太くらいのもので、最近の混ぜ麺の主流である太麺や極太麺を見慣れているので、ちょっと頼りないですが、逆に本場らしいですね。

中華食堂 清龍@浜松市東区

肝心の味わいは最初に五香粉や花椒の香りが鼻に抜けていきます。そして次に唐辛子の辛さがやってくるのですが、色々な辛子や辣油の旨さも加わって複雑、複層的なおいしさがあります。最初の一口で「これは本場の味わいだっ」と唸ってしまいました。まさか、浜松でこれほど本格的な汁無し坦々麺に出会えるとは思いませんでした。

中華食堂 清龍@浜松市東区

あと、トッピングのもやしとレタスが良いアクセントになっています。麺とは違う食感の楽しさと箸休めになってくれています。それからミニ天津飯はあんかけタイプではない挽肉が入ったドライタイプの玉子焼きがのった甘めの味付けが、これまた辛さを和らげてくれて相乗効果を発揮してくれています。

中華食堂 清龍@浜松市東区

もうひとつの坦々麺も、胡麻ペーストや芝麻醤の力を借りたドロッとした甘辛い従来の坦々麺とは違う、辣油と唐辛子が全面に出たハードなタイプで、こちらも色々な香辛料が入った複雑な味わいで、最初は違和感を食べていたとしても段々と深み、魅力に嵌っていく力があります。麺は硬めで頼んで丁度良い感じでした。ただ油っぽいので、最後は追い飯か追いもやしをしたくなりました・・・・。

中華食堂 清龍@浜松市東区

と、行きたいと思いつつなかなか行くことができなかった清龍でしたが、想像以上の本格的な坦々麺で、もっと早く来ていればと後悔しました。ネットでは癖のあるおばちゃんスタッフということでしたが、自分の店の商品に自信を持っているので誤解されるのかもしれません。次回は、一品料理やスーラー坦々麺を食べてみたいですね。

浜松市東区半田山5-38-5
053-435-3888  11:00~15:00 18:00~23:00  月曜日休み




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