静岡道楽日記

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平山温泉 龍泉荘@静岡市葵区

静岡市葵区にある、鄙びた日帰り温泉施設!

寒い日には温泉に限ります。面積が広い静岡市には知る人ぞ知る温泉が点在しています。先日訪れた平山温泉はまさにそんな温泉施設であり、マニア向けながら泉質は折り紙つきです。場所は葵区の平山で龍爪山の麓になります。

平山温泉 龍泉荘@静岡市葵区

こちらの温泉は、宿泊はできない日帰り専用の施設であり、1時間の立ち寄り湯と休憩込みの2つに分かれています。この日は1時間コース500円でお願いしました。建物は昭和の鄙びたもので、東北か信州の山奥の温泉宿という感じです。木造の建物は、清潔好きの人には厳しいものがありますが、温泉マニアにはハマるかと思います。

浴室はブルーのタイル張りの昭和な感じで、面白い作りになっています。浴室の中央に円形と四角を合わせたような形になっており、湯口が一番熱く、そこからオーバーフローさせたもの、さらにそれをオーバーフローさせたものの3つの浴槽に区切られています。一番熱いのが42度程度、次が40度、最後が38度程度で、好みの浴槽に入ることが可能です。

平山温泉 龍泉荘@静岡市葵区

肝心の泉質単純硫黄泉で、ほのかに硫黄の香りが漂っています。うれしいことに掛け流しで、湯口にはコップが備えてあり飲むことが可能です。静岡市内の温泉で飲泉が可能な温泉は貴重な存在かと思います。さらにお湯には白い湯の花が舞っており、いかにも温泉に入っている気分になれます。

こちらの温泉は正しくは鉱泉であり、沸かし湯であり、湯口から注がれるお湯の量も限られていることもあってか、石鹸の使用は禁止となっています。スーパー銭湯的な使い方ではなく純粋にお湯を楽しむコアな温泉といえるかもしれません。なお、温泉のパワー、効能は胃腸に効くほか、冬場にはうれしい温まりのポカポカが持続するものがあります。

平山温泉 龍泉荘@静岡市葵区

と、静岡市内の温泉にあっては知る人ぞ知る平山温泉ですが、ある意味行く人を選ぶ施設かもしれませんが、純粋に温泉を楽しむには最適かと思います。そうそう、こちらの温泉は古くは御殿乳母の湯と呼ばれていたそうで、今川家の乳母が代々浸かっていたそうです・・・。


静岡市葵区平山136−2
054-266-2461  9:00~17:00(土日祝日は~18:00)  火曜休み



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